心を育む新刊『気持ちのことばじてん』で子どもたちの表現力を鍛えよう！

新しい心を育む１冊『気持ちのことばじてん』

今まさに子どもたちが成長していく過程において、彼らの感情を理解し、伝える力を育てることが求められています。そんなニーズに応える形で、9月17日に株式会社ナツメ社から発売される『伝える力が身につく思いやる心が育つ気持ちのことばじてん』は、子どもたちが10歳までに身につけるべき大切な言葉を集めた魅力的なガイドブックです。この書籍の中には、日常生活で遭遇する感情を表現するための言葉が豊富に紹介されています。

「いま、どんな気持ち？」その瞬間を言葉に

「どう感じているのか」自分の心の声に気づくことができると、日常生活はより豊かになります。本書では「よろこび」「安心」「好き」「おどろき」「おそれ」「悲しみ」「きらい」「怒り」「モヤモヤ」といった様々な感情を細かく分けており、各気持ちを理解し、表現できるよう工夫されています。また、イラストが多数掲載されているため、子どもたちは視覚的にも理解しやすく、感情を想起しやすい構成となっています。

楽しみながら学ぶ、言葉の世界

イラストは楽しいだけではなく、実際の使い方が例示されています。自身の心の状態を思い出したり、他者の感情に寄り添ったりすることで、子どもたちは自然と豊かな言葉を身につけることができます。感情に合った言葉がわかると、他者と共感する力が養われ、感情を表現することで心の整理にもつながります。

伝える力と心の思いやりを育む

子どもたちが気持ちを言葉にできるようになることで、友達とのコミュニケーションが円滑になります。「今、何を感じているのか」を理解することは、彼らの人間関係を深化させる重要な要素です。特に、イライラした気持ちや悲しみを適切に伝えられることで、無意識に他者を傷つけてしまうことが避けられるようになります。　本書には3つのSTEPがあり、理解を深めるための具体的な道筋が提示されています。

- STEP1: 気持ちのことばを知ろう
- STEP2: こんなときはなんて言う？
- STEP3: 気持ちを上手に伝えよう

足立啓美氏が監修者として参加している本書は、ただの辞典に留まらず、感情教育の基盤を提供しています。『気持ちのことばじてん』を手に取り、心の成長を支える一助としてご活用いただければ嬉しく思います。