SNSトラブルを学ぶ法教育セミナー
2026年1月20日、福岡県大牟田市の宮原中学校にて、中学校入学を控えた子どもたちとその保護者を対象にした法教育セミナーが行われました。このセミナーは、アディーレ法律事務所が推進する「子どもたちを守る法教育プロジェクト」の一環として開催され、約200名が参加しました。
セミナーの内容と目的
講座名は「どうする?デジタル時代の子育て〜身近に潜むSNSトラブル〜」であり、プロジェクトリーダーである長井健一弁護士が講師を務めました。セミナーでは、SNSやスマートフォンの普及によって生じるトラブルの実際の事例をもとに、保護者と子どもたちが知っておくべきポイントを法律の観点から説明しました。特に注目されたのは、トラブルに巻き込まれないためにどのように行動すべきか、困った時には誰に相談すれば良いのかの具体的な知識でした。
トラブルのリスクと法律の理解
匿名性が高く、気軽さからトラブルが起こりやすいSNS。長井弁護士は、以下の3つの視点からリスクを解説しました。
1.
違法行為の認識 - どこからが法律に反する行為となるのか、権利侵害や個人情報の扱いについて。
2.
トラブルに発展しやすい行為 - 特に危険な行動や言動についての実例。
3.
相談方法 - もしトラブルに遭遇した場合に、誰にどう相談すれば良いのかのアドバイス。
参加者の声
セミナーの後、参加者からは「実際の事例を聞いて、より具体的なイメージができた」との声がありました。また、保護者は、子どもたちとSNSの危険性について真剣に話し合うきっかけを得たと感謝の意を示していました。特に、宮原中学校の校長は、保護者にもSNS利用の責任を理解してほしいとの意図から、今回のセミナーを昨年に続いて実施したことに感謝の気持ちを表明。
長井弁護士のコメント
長井弁護士は、参加者が熱心に話を聞いてくれたことに触れ、伝えたいメッセージが届いたと実感したと語っています。「被害に遭うことを防ぐだけでなく、加害者にならないための意識も大切。この活動を通じて、トラブルに直面した際に自信を持って行動できる子どもを育てていきたい」と述べました。
法教育プロジェクトの意義
「子どもたちを守る法教育プロジェクト」は、法的知識を通じてトラブルを避けることを目的とした取り組みです。子どもたちがトラブルに直面した際に「どうすればいいかわからない」とならないよう、知識を備えた社会を目指しています。トラブルに遭った時に、適切に行動できる力を身につけることで、安心して日々を過ごせるようになることが期待されています。
まとめ
このセミナーの成功は、法律の知識が子どもたちにとってどれほど重要かを再認識させるものとなりました。親子で一緒に法律について考えることで、トラブルに対する理解が深まり、SNSを安全に利用するための基盤が築かれたことは、参加者の今後の子育てにも大きな影響を与えるでしょう。