岡山県で始動!未来を見据えた小中学生向け量子リテラシープログラム
2025年、岡山県において、特別な科学教育プログラム「Quantum Kids Pilot Program」が始まります。このプログラムは、小学生と中学生を対象に、量子リテラシーと実社会で役立つSTEMスキルに特化した内容で構成されています。プログラムは3か月間にわたって実施され(2025年8月から10月)、参加する生徒は最新の量子技術を学ぶチャンスを得ます。
プログラム内容の概要
このプログラムでは、以下の重要な要素が含まれています:
- - 量子リテラシーおよびSTEMスキルに焦点を当てた特別カリキュラム
- - 実践的な体験を可能にする30量子ビットの量子コンピュータ「Quokka」を使用
- - STEM分野で不可欠な科学英語の指導
- - 量子技術の専門家による講義(サイモン・デヴィット教授、クリス・フェリー教授)
参加する生徒たちは、量子コンピューティング、量子センサー、量子通信について学びながら、物理、数学、情報科学の基本概念を理解します。また、英語による没入型学習環境が提供され、国際的な視野を身につけることが可能です。
受講対象者とプログラムの詳細
プログラム対象は、岡山県に住む11歳から13歳の児童・生徒12名(選考済み)で、1クラス6名の定員制で実施されます。
開講は金曜日と土曜日に行われ、各日程は以下の通りです:
- - 金曜日コース:18:45〜20:15(2025年8月8日、8月29日、9月5日、9月12日、9月19日、9月26日、10月3日、10月10日、10月17日)
- - 土曜日コース:10:30〜12:00(2025年8月9日、8月23日、9月6日、9月13日、9月20日、9月27日、10月4日、10月11日、10月18日)
プログラムは9月から本格的に始動し、量子リテラシーに関する知識を深めることが期待されます。また、レッスンの見学や取材に関心がある方は、AMAKIラボへ直接お問い合わせください。
量子リテラシー教育の重要性
内閣府は、「Society5.0」の実現に向けて、先端量子技術の社会課題解決への応用を奨励しています。2030年には、量子技術の利用者を1,000万人に拡大し、50兆円規模の生産額を目指すという目標が設定されています。これを実現するためには、量子教育とリテラシーの強化が不可欠であると、量子技術の専門家であるクリス・フェリー教授は語っています。
「私たちはこのプログラムを通じて、若い世代から量子技術に触れる機会を提供し、次世代の科学者や技術者を育てる第一歩を踏み出そうとしています」と彼は強調しました。
提携先と設備
このプログラムは、量子教育を専門とするEigensystems Pty Ltdとの提携により実施されます。同社は、量子技術を学ぶことができる教育機器「Quokka」を提供しており、他の学校や大学でも広く導入されています。
AMAKIラボは、量子リテラシー教育だけでなく、プログラミングやVR(仮想現実)、ロボット技術なども学ぶ場を提供しています。21世紀に求められる問題解決能力や創造性を育成することにも注力しているので、子どもたちは多様な技術とスキルを身につけることができます。
お問い合わせ情報
プログラム内容に関するお問い合わせや見学希望は、以下の連絡先までご連絡ください:
AMAKIラボ
担当者:ウィン・カーン
メール:amakilab@gmail.com
電話:070-8348-1230
ウェブサイト:
AMAKIラボ
量子技術の未来を担う子どもたちに、ぜひこのチャンスを与えてあげてください。