品川区に新設！こども素材センターが教育の未来を支える

こども素材センターが品川区にオープン！

2025年10月20日、東京都品川区にある「しながわシティラボ」に、子ども向けの新たなスペース「こども素材センター」がオープンします。このセンターは、地域企業や家庭から集めた未利用の素材を教育や保育現場に届けることを目的とし、子どもたちの自由な探究心や創造力を支える場として設立されました。

背景と新たな取り組み

教育の現場では、子どもたちが自分で考え、工夫する力が重視されていますが、十分な素材を安定的に確保することには課題があります。このセンターは、地域の未利用素材を集め、新たな視点で価値を再認識することで、子どもたちに探索や創造の機会を提供します。たとえば、使わなくなった木材や自然素材は、子どもたちにとっての宝物となり、無限の可能性を秘めています。

センターの機能とイベント

こども素材センターでは、収集された素材が安全基準に基づき再分類され、保育園や幼稚園、学校、地域団体など様々な利用者に提供されます。また、子どもたちの遊びや造形活動をサポートするワークショップも行われる予定です。

プレオープンイベントは2025年10月19日（日）に開催され、関係者向けに内覧会や体験ワークショップが行われます。正式なオープン日は翌日、10月20日で、一般の利用者にも開放されます。オープン日は特別開放日も設けられているため、地域住民も気軽に訪れることができるでしょう。

地域との連携と未来の展望

今後、このセンターを中心に地域の企業や住民と協働しながら、未利用素材を活用した教育・保育プログラムの拡充が進められる予定です。2025年12月14日には、近隣の交流イベント「おとなりんく」に出店し、未利用素材を使った「箱庭テーブルワークショップ」を開催します。これは地域の絆を深めると同時に、子どもたちが素材と触れ合う楽しみを提供することを目的としています。

代表の思い

代表取締役の宮里耕太氏は、幼児教育の現場での経験を踏まえ、子どもたちが素材との出会いを通じて創造性を発揮する瞬間に立ち会ってきました。彼のビジョンは、「廃棄されるもの」を「子どもの創造と学びを支える資源」へと変えることです。企業と地域が密に連携し、持続可能な社会の実現に向けて共に取り組むことが、今後の教育や地域づくりにとって重要であると語ります。