憧れの「おとな」像
2026-01-06 11:30:24

小中学生が描く「おとな」のイメージと憧れのライフスタイルとは?

最近の調査結果が注目されています。公益財団法人 博報堂教育財団が行ったこの調査では、小学生4年生から中学3年生までの子どもたちを対象に、彼らが抱く「おとな」のイメージや憧れについて探っています。

この調査の結果、小中学生の54.9%が「早くおとなになりたい」と考えていることが明らかになりました。どうしてそんな風に感じるのでしょうか? 彼らによると、自由なライフスタイルや経済的な独立が強く影響しているようで、「自由にスマホを使う」ことが59.8%で最も多い憧れの理由となっています。これは、現代のデジタルネイティブ世代が持つ自己表現の自由への渇望を示していると言えるでしょう。

さらに、なりたい「おとな」のイメージとして「お金をたくさんかせいでいる」ことが57.2%と多く、生活に必要な資金を得ることが、将来の重要な目標であることがわかりました。加えて、「自由」や「一人暮らし」、「好きなものを自由に買いたい」といった意見も散見され、将来への期待と、今とは異なる世界への好奇心が伺えます。

この結果から浮かび上がるのは、子どもたちが求める「おとな」とは、単に社会的な立場を指しているのではなく、自己実現や経済的自由を志向する存在であることです。一方で、全ての子どもが「おとな」になりたいわけではなく、45.1%が「大変そう」や「疲れそう」と現状を維持したいと考えていることも興味深い点です。彼らが冒険心と同時に「今」を楽しんでいる姿が見えてきます。

また、調査では「尊敬するおとながいるか?」という問いに71.3%が肯定的な回答をしました。多くの子どもたちが尊敬しているのは、やはり親や教師など身近な大人たちです。彼らは忙しい日常の中でも自分の存在をサポートし、学びの場を提供してくれる存在として、子どもたちの心に影響を与える大切な存在であることが明らかになりました。

さらに興味深い点は、子どもたちが「おとな」たちを「忙しそう」と感じていることです。81.3%が身近なおとなの多忙さを認識し、16.7ポイント減少して中学生では「かっこいい」と感じる割合が減少するなど、成長につれて実感することも多くなるようです。

そして、成人年齢が18歳であることを認知しているのは57.2%という結果もあり、将来の水準を知っている子どもたちが増えていることがわかります。特に「選挙で投票する」という権利を意識している子どもたちが多く、将来の市民として活動的に参加することへの期待感が高いようです。

このように、小中学生の「おとな」に対する意識は、現代社会の状況や自身の将来への期待感が色濃く反映されています。そのため、彼らの視点から見た「おとな」の姿は、これからの社会においても十分に考慮されるべき重要な要素と言えるでしょう。子どもたちが持つ夢や希望は、これからの社会を形成していく糧となるに違いありません。私たちもその手助けができるよう努めていきたいものです。


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