中高生の2025年調査
2025-07-31 17:16:25

2025年中高生意識調査から見えた夢や希望のリアルな姿

2025年中高生意識調査から見える未来の姿



この度、ソニー生命保険株式会社は全国の中高生を対象に、将来に対する意識調査を実施しました。この調査は2025年6月に行われ、1,000名の有効サンプルを集めたものです。今回は、その結果から中高生たちの夢や希望、そして抱える不安について探っていきます。

将来の夢と職業選択



調査の結果、中学生の男子が最も多く選んだ将来の夢は「好きなことを仕事にする」、女子は「趣味を充実させて生きる」となりました。高校生に目を向けると、男女ともに「安定した毎日を送る」を最優先に考えていることがわかります。

特に注目すべきは、男子中学生が将来なりたい職業の1位に「公務員」を挙げたことです。これは、調査開始以来初めての結果で、安定志向が強まっていることを示しています。一方、女子中学生の1位は「芸能人」、高校生でも男女共に「公務員」が1位となり、将来に対する選択肢の多様性が伺えます。

子どもを持ちたいという希望



興味深いことに、中学生の57%、高校生の52%が「将来、子どもがほしい」と答え、この希望の強さが見て取れます。しかし、女子高校生の3人に1人が「子どもがほしいと思わない」と回答しているのも事実です。これには、現代のライフスタイルや価値観が影響していると考えられます。

生きがいと毎日の楽しみ



中高生の生きがいの1位は男子中学生にとっては「ゲーム」、女子中学生にとっては「推し活」となりました。男子高校生は「ゲーム」、女子高校生は「推し活」と「音楽」ともに高い割合を示しました。このように、彼らの日常における「楽しみ」は明確に分かれており、趣味や好みによって生きがいが形成されていることが分かります。

明るい未来への期待と不安



全体として「10年後は明るい」という回答が中学生は61%、高校生は54%という結果が出ました。しかし、その一方で、日本や世界への不安を抱いている中高生も多く、特に高校生では77%が「10年後の日本が不安」との対し、「10年後の世界への不安」は72%に達しています。これらの数値から、未来への期待と不安が入り混じっている視点が見て取れます。

新たな価値観の形成



調査では、ジェンダー意識についても触れられており、「女子がスラックスを履いても違和感がない」と回答した中学生は80%に達しました。また、「同性同士が付き合っていても違和感はない」という意見も広がっており、特に女子高校生では76.8%が賛同しています。これにより、彼らの価値観が柔軟で多様性を受け入れる方向に進んでいることが明確です。

まとめ



この調査結果は、将来についての中高生の意識がどのように変わっているかを示す重要なデータです。彼らが描く未来は、夢や希望だけでなく、不安も抱えている現実の反映と言えます。これから大人になる彼らには、自分の夢を大切にしながらも、安心できる社会が整っていくことが求められます。社会全体が彼らの意見を尊重し、より良い未来を築くための支援をしていく必要があります。


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