海と緑ケ丘小プロジェクトがスタート!
宮崎県の美しい海を未来に残すための取り組み、海洋教育プログラム「海と緑ケ丘小プロジェクト~海の学校2025~」が始まりました。このプロジェクトは、一般社団法人海と日本プロジェクトinみやざきが手掛け、延岡市立緑ケ丘小学校の6年生を対象にしたものです。当企画は、2024年度より延岡市教育委員会との協力のもと、進められます。実施の大テーマは「宮崎の豊かな海を未来に残すには?」であり、計6回にわたる学びの機会が設けられています。
宮崎県と海の深い関わり
宮崎県は南北に約400キロもの海岸線があり、県内26市町村のうち10市町が海に面しています。この地域に暮らす多くの人々にとって、海は身近で親しみのある存在です。しかし、近年では特に子どもたちが海に出かける機会が減少しています。海を体験し、学ぶ場が少なくなってしまっているのです。そのため、子どもたちが海との触れ合いを深め、理解を深める機会が必要です。
この背景から誕生したのが、「海と緑ケ丘小プロジェクト」です。
プロジェクトの内容
今年度は、4月から7月の間に6回にわたって海の学びを行います。プログラムは校外学習や実体験を中心に構成され、宮崎大学の専門家からの講話も交えています。初回のオリエンテーションでは、プロジェクトの目的と取り組みを子どもたちに説明し、宮崎の海の特徴や魅力について学びます。子どもたちは、海の恵みを知り、楽しむことを目的にしています。
具体的な学びの流れ
初回の学習は2025年4月23日(水)に行われ、宮崎大学農学部の村瀬敦宣准教授をお迎えし、基礎的な知識を学びます。「宮崎の海とはどのような場所なのか?」という基本的な問いから始まり、地域特有の魅力を探求します。また、全6回のプログラムを受講することで、子どもたちは海の豊かさを新たに感じ取り、自身が「海のためにできること」を考える力を育むことを目指しています。
イベント参加の情報
- - 第1回:2025年4月23日(水)9時10分~10時50分
- - 第2回:2025年5月29日(木)9時00分(予定) 延岡市須美江海水浴場
場所は延岡市立緑ケ丘小学校で、アクセスも便利です。事前に公式サイトで参加申し込みが可能です。
海と日本プロジェクトの理念
このプロジェクトは、海が日本人の生活を支える重要な存在であることを再認識させ、環境保護意識を育むことを目的としています。海洋環境の悪化などの現状を子どもたち自身が考えるきっかけとなり、未来へのアクションへとつながることが期待されています。
海と日本プロジェクトの詳細は
こちらで確認できます。子どもたちの未来を築くために、ぜひこの機会を活用してみましょう!