子どもたちの未来を拓く「学習支援アワード2025」
2025年9月6日に、神戸で「BE KOBE メットライフ財団学習支援アワード2025」が開催されました。このイベントは、メットライフ生命が公益財団法人大吉財団と共に、経済的・環境的な困難を抱える子どもたちへの学習支援を推進するために初めて実施するものです。
イベントの概要
このアワードは、学習支援団体の活動を評価し、その取り組みを社会に広めるためのプラットフォームとしての役割を持っています。約90名の関係者、学生、教育者、企業、地域住民が集まり、子どもたちの教育の未来について活発に議論を交わしました。
開催概要:
- - 名称: BE KOBEメットライフ財団学習支援アワード2025
- - 日時: 2025年9月6日(土)13:00〜17:00
- - 会場: アンカー神戸(神戸三宮 阪急ビル15階)
- - 主催: 公益財団法人 大吉財団・BE KOBEミライPROJECT
- - 後援: 兵庫県、神戸新聞社、神戸市社会福祉協議会
- - WEBサイト: 公式サイト
交流と発信の場
イベント内ではクロストークセッションが行われ、実践者や研究者、行政職員が「学習支援のこれから」について意見を交換しました。また、グループディスカッションでは、参加者がテーマごとに分かれ、立場を超えた意見交換が行われました。特に印象的だったのは、5団体が選考を通過し、各自の活動内容や成果を発表したプレゼンテーションとその後の表彰です。
受賞者とそのコメント
メットライフ財団賞(ゴールド)を受賞したのは、NPO法人Seeds of TomorrowとNPO法人放課後学習ボランティア支援の会の2団体です。Seeds of Tomorrowの代表者は、「地域の卒業生が地域の子どもたちを支える取り組みに共感し、支援されることがとても嬉しい。今後も活動を進めていきたい」とコメントしました。
メットライフ生命の理念
当日は、メットライフ生命の社員も審査や運営に関与し、神戸サイトリーダーの篠田貢司は、「地域の皆様とつながり、子どもたちの可能性を広げることができるのは私たちの誇りである」と述べました。
今後の展望
今後、このアワードを通じて学習支援の実践者たちの声を可視化し、支援の輪が広がることが期待されています。メットライフ財団と大吉財団は、地域社会との連携を深めながら、すべての子どもたちに等しく学びの機会を届ける未来を目指していきます。
メットライフと大吉財団の背景
メットライフ財団は、1976年に設立され、非営利団体との協力により経済的流動性の実現を目指し活発に活動しています。大吉財団は、困難を抱える子どもたちに食や学び、体験活動などの支援を行うなど、地域全体の教育環境を向上させる努力を続けています。それぞれの団体が連携し、これからも子どもたちの未来をともに支えていくことが期待されています。