回転寿司で学ぶSDGs
2025-11-12 11:52:19

回転寿司を通じて学ぶSDGsの大切さと未来の海環境

回転寿司を通じて学んだSDGs


この度、小矢部市立石動小学校で、回転寿司チェーン「くら寿司」との共同プロジェクトによる「お寿司で学ぶSDGs」出張授業が開催されました。これは、海洋環境や食品ロス、そして低利用魚の活用について子どもたちに考えてもらうことを目的にしたイベントで、一般社団法人とやまミライラボが企画しました。イベントは、次世代に豊かな海を引き継ぐことを目指す「海と日本プロジェクト」の一環として行われました。

イベントの詳しい内容


この出張授業は2025年11月7日、大変意義深い日となり、小学4年生の64名が参加しました。授業の内容は以下の通りです:
1. 未来にはお寿司が食べられなくなるかも?
映像や模型を用いて、海の魚や漁業の現状について説明しました。特に、担い手不足や資源の減少といった問題に焦点を当て、子どもたちに漁業の現状を伝えます。
2. お寿司屋さん体験をしよう!
オリジナル教材を使った「お寿司屋さんゲーム」を通じて、食品ロスの問題を体感。実際に食べ物を準備したり消費したりする中で、どのように食品ロスが発生するのかを学ぶことができました。
3. 解決策を考えてみよう!
くら寿司の事例を参考にしながら、未来においしいお寿司を食べるためのアイディアを考え、発表しました。

食品ロスや海洋環境の問題


授業を通じて、食品ロスや低利用魚の問題への意識を高めることができた子どもたち。ゲームを通して、食品ロスがどのように発生し、それをどうやって減らせるのかを楽しく学びました。「低利用魚を魚のエサにする」、「食品ロスが出ないように食べる方法を考える」といった自由な発想が飛び出し、参加者たちの意欲が感じられました。

子どもたちの感想


授業を終えた後、子どもたちはさまざまな感想を述べました。ある子は、食品ロスについての理解が深まったことを嬉しく思い、「自分にできることを頑張りたい」と語りました。また、別の子は、低利用魚の存在を知り、その問題を多くの人に伝えたいと熱心に話してくれました。これらの声は、SDGsの意義を理解し、自分自身が何をすべきかを考えるきっかけになったことを示しています。

まとめ


このような取り組みは、未来の海を守るための大切な教育の一環です。子どもたちにとって、身近なお寿司を通して学ぶことができたSDGsは、ただの授業にとどまらず、次世代を担う若者たちが持続可能な社会や環境への関心を持つための素晴らしい機会となりました。これからも、「くら寿司」と共に、地域の未来を見据えた教育活動が続いていくことを期待したいと思います。


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