医療的ケア児交流
2025-06-26 14:01:21

医療的ケア児とその家族の絆を深める交流イベントが軽井沢で開催

医療的ケア児とその家族に贈る特別な交流の場



軽井沢町において、医療的ケアを必要とする子どもたちや、重度の心身障害児、その家族が楽しめる交流イベントが、7月19日(土)から20日(日)にかけて開催されます。このイベントは、参加者同士が絆を深められる機会を提供し、子どもたちが平等に楽しめる体験を数多く用意しています。

参加の目的と背景



医療的ケア児や重度心身障害児は、一般的な子どもと比べて遊びや学びの機会が限られています。この現状を打破するために、イベントは医療的ケア児やその家族の交流を目的としており、地域の多くの専門職や一般市民が参加することを歓迎しています。これにより、理解者や支援者が増えることを期待しています。このイベントは2015年から始まり、今回で8回目を迎えます。

イベントの主なプログラム



7月19日(土):トークセッションや体験型企画



開催時間:13時00分〜16時00分
会場:軽井沢風越学園 体育館
この日は、「RESILIENCE PLAYGROUND」という遊具研究プロジェクトの紹介を行います。医療的ケアを必要とする子どもたちが、安全かつ楽しめる遊具を開発した経緯や、その背後にある想いを知ることができます。特別ゲストとして遊具デザイナーの田嶋宏行氏が参加し、彼の経験談も伺えます。

その後、医療的ケア児の2名によるトークセッションが予定されています。彼女たちがどのように学校生活を送っているのか、そして地域で成長していく姿をお話しします。

体験型プログラム



エアリアルやジャグリングのワークショップも用意されています。サーカスのパフォーマンスを体験できるこの企画では、障害の有無に関係なく誰でも楽しむことができ、特に医療的ケア児も安心して参加できるよう設計されています。

7月20日(日):熱気球の搭乗体験



開催時間:5時00分〜7時30分
会場:軽井沢72ゴルフクラブ
この日は、早朝から熱気球の搭乗体験が行われます。特に車椅子やバギーでの搭乗が可能な大きなバスケットが用意されており、年齢や身体の状態を問わず、多くの人が空を飛ぶ体験を楽しむことができます。楽しむだけでなく、熱気球の製作過程も近くで見られる貴重な機会です。

地域の力を利用する挑戦



このようなイベントが開かれることで、医療的ケアを必要とする子どもたちが、他の子どもたちと同じように遊び、交流する環境が整いつつあります。障害がある、ないに関わらず、一緒に楽しめる場があることの重要性を再確認できます。そして、参加されるすべての方々がこのイベントを通じて、新たな出会いや発見を楽しむことができるでしょう。

まとめ



医療的ケア児やその家族が感じる孤独を共有し、理解を深めるためのこの交流イベントは、参加者にとって特別な経験になることでしょう。皆さんの参加をお待ちしております。ぜひ、軽井沢へ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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