子ども向け歴史漫画「まんが音楽の歴史」第3巻が待望の発売！

「まんが音楽の歴史」第3巻発売のお知らせ

音楽の歴史を楽しく学べる「まんが音楽の歴史」シリーズの第3巻、「ロマン派～近現代」が2025年12月11日に発売されます。このシリーズは、音楽の重要な歴史を小学生にもわかりやすく紹介するもので、全3巻から成り立っています。よって、子どもたちが読みやすいマンガと、時代背景を整理する年表、詳しい解説を通じて、音楽の流れを理解しやすく仕上がっています。

ロマン派から近現代までの激動の時代

第3巻では、ロマン派後期から近現代（1850年～1950年頃）にかけての音楽をテーマにしています。この時期は、イタリアの統一性やドイツ帝国の成立など、政治的な動きが音楽に与える影響が非常に大きかったことが特徴です。さらに、20世紀に入ると2回の世界大戦が起こり、音楽の変化を引き起こしました。この時代に活躍した音楽家や音楽のスタイルを、子どもたちにも楽しんで学んでもらえる内容になっています。

まんがと解説でわかる音楽史の流れ

本書では、1850年頃に花開いたイタリアやドイツのオペラ、ロシアのバレエ文化、アメリカのジャズやミュージカルといった幅広いジャンルの音楽を紹介します。親しみやすいまんがを通して、歴史と音楽の魅力をしっかりと伝え、知識を深めていく設計になっています。

各章の内容:

1. 国の統一運動イタリアのオペラとドイツの楽劇
- 「オペラ王」と称されたヴェルディは実際に政治にも関わった。その影響力を解説！
- ワーグナーが提唱した新しい芸術形式「楽劇」について詳しく紹介。

2. 国民楽派チェコとフィンランドの音楽
- シベリウスが描いたフィンランドの伝説に音楽がどう影響したのかを探ります。
- 「モルダウ」を作曲したスメタナがチェコ語を学んだ背景を語ります。

3. 近代化する大国ロシアとフランスの音楽
- 音楽活動と本業を両立させた人々に焦点を当て、その功績を紹介します。
- 日本の絵画がドビュッシーに与えた影響についても詳しく解説。

4. 音楽の科学的研究ハンガリーの民謡採集と音楽教育
- バルトークが使ったフォノグラフの重要性を考察します。
- 音楽教育に情熱を持つコダーイについても紹介します。

5. 革新的な表現ロシアのバレエと音楽
- 13歳で音楽院に入学した天才プロコフィエフのストーリーをお届け。
- ストラヴィンスキーの革新的なバレエ作品についても詳しく語ります。

6. アメリカの音楽シンフォニック・ジャズとミュージカル
- ジャズがどのように誕生したかを解説し、ミュージカルの巨匠バーンスタインについても扱います。

シリーズの特長と楽しみ方

「まんが音楽の歴史」シリーズは、楽器の誕生や音楽の発展にどのような影響があったのか、という問いに対して答えを導き出すように構成されています。音楽を通じて歴史を学ぶことで、子どもたちは音楽に対する興味とも出会えます。また、巻末には音楽史に関するクイズ形式の年表が収録されており、主な登場人物をイラスト付きで紹介し、歴史をより楽しく学ぶことができる工夫がされています。

この機会にぜひ、「まんが音楽の歴史」第3巻で知識を深め、音楽の楽しさを実感してください！