戸田沙也加展のお知らせ
2025-07-14 12:42:36

横浜美術館で開催!戸田沙也加展「沈黙と花」の魅力と意義

戸田沙也加展「沈黙と花」が横浜美術館で開催!



2025年、横浜美術館は新しいプログラム「アーティストとひらく」をスタートし、その初回として戸田沙也加展『沈黙と花』を開催します。この美術展は、アーティストと共に、現代美術の可能性を考え、実験する場として設定されています。戸田沙也加が提案するテーマは、戦後80年を迎える日本における争いや共生についてです。

原爆の悲劇とカンナの花



広島が原爆の悲劇に見舞われた1945年、その後に咲くことになったカンナの花は希望の象徴とされています。朝日新聞のカメラマン松本栄一が撮影したこの花は、戦後の広島平和記念資料館で、平和を願うメッセージとして語り継がれています。戸田沙也加はこの美しい花と、戦争を経て日本に移住したロシアからの友人を作品のモチーフにされています。

「東京の街並みを背景に、カンナの花を咲かせる姿を追い続けている」という戸田の言葉は、彼女のアートが単なる視覚的な表現にとどまらず、深い思索や社会への問いかけを伴っていることを示しています。彼女は平和への思いを込めて、新たな解釈を示しています。

厳しい現代におけるアートの役割



2025年、私たちは冷戦後の新たな対立やコロナ禍の影響に向き合っています。本展では、戸田が選んだふたりの画家、小川原脩とジョアン・ミロの作品にもフォーカスが当たります。彼らは、歴史的な過酷さを乗り越え、自らの芸術を通じて人々に訴えかけ続けました。

戸田はこの展覧会で、カンナの花とともに、友人たちの存在を新たな形で表現し、私たちに何ができるのか、考えさせる作品を展示します。このように、アートが持つ力は、私たちの日常や社会の中で非常に重要な役割を担っています。

展覧会の詳細と特別な体験



展覧会は、2025年6月28日から11月3日まで開催され、横浜美術館のギャラリー5にて行われます。入場料金は一般500円、大学生300円です。特に、毎週土曜日は高校生以下が無料で入場できる特典もあります。また、障がい者手帳をお持ちの方は、1名の介護者と共に無料入館が許可されています。

サポーターベースの中で、戸田沙也加の作品がどのように広がるのか、ぜひ一度足を運んで感じてみてください。この展覧会は、美術館が持つ新たな可能性を示す貴重な機会です。

終わりに



アーティストとひらくという新しいシリーズは、アートを通じて新たな視点や価値観を提供することを目指します。戸田沙也加展『沈黙と花』は、ただの美術展ではなく、私たちに問いかける大切なメッセージを秘めています。このアートイベントにぜひ参加し、未来の可能性を一緒に考えていきませんか?


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