動物の未来を考える
2025-06-30 11:40:25

豊橋のんほいパークで開催!小学生が考える動物の未来とは

小学生が学ぶ、ボルネオの野生動物と未来の環境



愛知県豊橋市にあるのんほいパークが、2025年7月19日に特別なワークショップを開催します。このイベントでは、東南アジアのボルネオ島とリアルタイムで繋がり、小学生たちが貴重な野生動物の未来について考える機会が設けられています。参加対象は小学4年生から6年生の子どもたちで、定員は20名に限定されており、先着での受付となっています。

ボルネオの野生動物が危機に瀕している現状



ボルネオ島はオランウータンやボルネオゾウなどの希少な生物たちの生息地ですが、近年の森林破壊が進行中です。プランテーションの開発によって、彼らの住む場所が失われつつあります。具体的には、パーム油の生産がその大きな要因となっています。これを食い止めるために、のんほいパークは2018年に「ボルネオ保全プロジェクト」を立ち上げ、他の動物園や特定非営利活動法人と連携しつつ、進行中の取り組みを強化しています。

園内では、訪問者が利用できる特別なコンセプトの自動販売機が設置されており、その売上の一部は生物多様性の保全活動にひと役買っています。また、寄付型のWAONカードも販売し、来園者が手軽に協力できる環境を整えています。このようにして、来園者が直接問題にかかわるチャンスを提供しています。

ワークショップの内容



「つくろう!守ろう!ボルネオゾウの未来」というテーマのもとで行われる今回のワークショップでは、実際に神戸どうぶつ王国や那須どうぶつ王国の動物園とマレーシアのボルネオ島の小学校を繋ぎ、現地の学生たちと直接交流する機会が提供されます。互いに意見を出し合いながら、世界的な課題であるパーム油の持続可能な利用や人と野生動物の共生について深く考察していくのです。

子どもたちが考案したアイデアは、ポスターにまとめられ、8月12日の「世界ゾウの日」から8月末までパーク内の「ひだまり交流館」で展示される予定です。この展示によって、他の訪問者も子どもたちの創造的な考えに触れることができる絶好の機会となります。

参加方法について



ワークショップへの参加は無料ですが、応募は先着順で定員に達し次第締め切られます。参加申し込みは7月7日まで受け付けていますので、興味のあるご家庭はお早めにご確認ください。参加者本人のみ入園が無料ですが、駐車の場合には料金が必要です。

開催概要


  • - 日時: 2025年7月19日(土)午前10時~12時
  • - 会場: 豊橋総合動植物公園 ひだまり交流館
  • - 対象: 小学校4~6年生
  • - 定員: 20名(先着順)
  • - 参加費: 無料(本人のみ入園無料、駐車料金別途)
  • - 申し込み期限: 2025年7月7日(月)
  • - 申し込み先: 申し込みフォームはこちら

このワークショップを通じて、未来を担う子どもたちがどのように地球環境を考えるきっかけとなるか、非常に楽しみです。自分たちの生活が野生動物との共生にどのように影響を与えるか、一緒に考えながら未来につなげていきましょう。


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