新しい保育園の開園
2026年4月、株式会社ポピンズエデュケアによる「ポピンズナーサリースクール高輪ゲートウェイⅡ」が開園予定です。これは、高輪ゲートウェイ駅に近い新しい街、「TAKANAWA GATEWAY CITY」内に開設されるもので、同エリアには2025年4月に「ポピンズナーサリースクールそら高輪ゲートウェイ駅前」が先行開園することになっています。これにより、ポピンズは高輪エリアで2つの保育園を運営することになります。
環境と教育の融合
「ポピンズナーサリースクール高輪ゲートウェイⅡ」は、「エデュケア」という独自の教育理念を基に設計された保育園です。この理念は、教育(エデュケーション)と保育(ケア)の調和を目指しています。特に、ハーバード大学教育学大学院などからの先進的な臨床研究や脳科学の知見を活かしたプログラムが導入され、グローバルな経験やSDGs教育を通じて、子どもたちの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
保育園の初年度は0~2歳の子どもを対象にし、定員は27名からスタートしますが、将来的には0~5歳までの子どもたちが受け入れ可能になる予定です。開園時の施設の広さは約600平方メートルで、朝7時15分から18時15分までの保育時間を設けており、延長保育も利用可能です。
「海」をテーマにした開放的な空間
新園の最大の特徴は、「海」をテーマとした開放感あふれる空間設計です。高輪がかつて海に接していた歴史を踏まえ、このコンセプトは未来への地域のイメージを大切にしたものです。保育園内には、広々としたピアッツァ(広場)や、創造的な制作活動ができるアトリエスペースがあります。さらに、保護者が働きながらお迎えに行くことができるよう、コワーキングスペースも併設される予定で、便利で快適な環境が整えられています。
地域の発展と未来へのビジョン
高輪ゲートウェイ駅周辺の「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、未来への実験場として様々な施設が揃う新しい街です。これには、オフィスや商業施設、フィットネス、クリニックが予定され、地域全体の利便性を高めるでしょう。このような環境の中で「ポピンズナーサリースクール高輪ゲートウェイⅡ」が開園することで、子どもたちが多様な経験を得ながら成長できる場を提供できるでしょう。
保育園の開園は、社会全体の未来を見据えた基盤を築くものであり、ポピンズが目指すのは、質の高い教育の普及と地域コミュニティへの貢献です。これからの高輪ゲートウェイの街での生活と子育てが、ますます楽しみになってきます。加えて、2025年に開園する「パピンズナーサリースクールそら高輪ゲートウェイ駅前」とも連携し、それぞれの特色を活かして子どもたちの成長を多角的に支えていくことが期待されています。
ポピンズは、1987年の創業以来、働く女性の支援をミッションに掲げ、ナニーサービスやシッター、ナーサリーなどを展開してきました。SDGsへの取り組みとしては、質の高い教育やジェンダー平等の実現を強化しながら、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。今後の「ポピンズナーサリースクール高輪ゲートウェイⅡ」においても、幼児教育と社会貢献の両立が期待されます。