紀伊國屋書店とヨンデミーが提携!
2026年4月、子ども向けオンライン読書教育サービス「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemyが、紀伊國屋書店と新たな連携を開始します。この連携により、子どもたちの読書離れを解消し、書店業界における新しい収益モデルの構築を目指しています。
読書の楽しさを体験できる環境作り
両社の取り組みは、子どもたちが「本って楽しい」と感じる体験を提供することを主眼に置いています。具体的には、ヨンデミーが開発した独自の指標「ヨンデミーレベル」を用いたレベル別の選書棚を設置し、子どもが自身の読む力に合った本を選びやすくする仕組みを整えます。
また、書店内でのイベントを通して、読み方を学ぶ機会を提供し、親子で本に親しむ体験を促進する予定です。この取り組みによって、書店が総合的な学ぶ場としての役割を強化し、子どもたちに読書の喜びを伝えます。
トレンドの背景
近年、子どもたちの読書好きが減少していることが深刻な社会問題とされています。特に、コロナ禍以降、ゲームやスマートフォンにかかる時間が増え、読書や学習の時間が圧迫されるようになりました。文部科学省の全国学力テストでは、「読書が好き」と感じる児童生徒の割合が過去最低を記録しました。読書から遠ざかる傾向に対抗するためにも、実際の書店での活動は大変重要です。
ヨンデミーレベルの導入
Yondemyが展開する「ヨンデミーレベル」という指標は、児童書の文章難易度を特徴づけるもので、漢字や漢語率、一文の長さなどを基に数値化されています。この指標の導入によって、子どもたちは自分の読む力に合った本をひと目で判断し、選ぶことができるようになります。
さらに、これまで「どの本を選べばいいかわからなかった」という多くの保護者の悩みにも応えることができます。これによって、子どもが本に対する親しみを感じ、読みたい本に出会うきっかけを創出できます。
イベントの詳細
この連携の第一弾として、2026年5月4日に紀伊國屋書店武蔵小杉店で子ども向けの読書体験イベントが開催予定です。このイベントでは、子どもたちに「読書は楽しい」という感覚を体感してもらうことを目的としており、参加費は無料です。
特に、月に20〜30冊を読む子どもに見られる「本を義務ではなく楽しみとして捉えている」視点を大事にした内容になっています。
参加方法と今後の展開
参加希望者は、店頭または電話で事前に申し込むことができます。また、当日の参加も受け付けています。この取り組みを通じて、子どもたちに長期的な読書習慣を育てるだけでなく、書店に訪れる際の楽しみを増やすことが期待されます。
このように、紀伊國屋書店とYondemyの連携は、子どもたちに本の楽しさを伝え、豊かな読書体験を提供する第一歩となることでしょう。今後も定期的に新たな施策やイベントが展開される予定であり、子どもたちの成長を支える環境づくりが進められます。