子どもたちに読書習慣を！NPO法人絵本文化推進協会の理事に就任した笹沼颯太氏の想い

笹沼颯太氏がNPO法人絵本文化推進協会の理事に就任

子どもたちが読書の世界に夢中になる手助けをするオンラインサービス「ヨンデミー」を運営する、株式会社Yondemyの代表取締役である笹沼颯太氏が、2025年6月にNPO法人絵本文化推進協会の理事に選任されました。このニュースは、笹沼氏の活動が社会にも大きく影響を与える可能性を示唆しています。

就任の背景

笹沼氏が理事に就任したのは、2025年6月25日に開催されたNPO法人絵本文化推進協会の理事会および「第9回通常総会」においてです。Yondemyは、「日本中の子どもたちに豊かな読書体験を届ける」というミッションを掲げています。この missionは、子どもたちの読書離れという現状を受けている社会的な課題に対して立ち向かうもので、オンライン読書教育サービス「ヨンデミー」を通じて実現されてきました。

この「ヨンデミー」では、AI技術を駆使して子ども一人ひとりに最適な本を提案し、楽しく読解力や思考力を育むことを目的としています。さらに、書店業界との連携を深め、独自に開発した難易度指標「ヨンデミーレベル」を使った選書棚の設置や全国各地での体験イベント企画も行っています。これにより、リアルとデジタルの境界を超えた新しい読書体験を提供し続けています。

笹沼氏のこれからの取り組み

笹沼氏は、これまでの経験を生かして絵本文化推進協会の理事としての使命を果たし、絵本から児童書へのスムーズな移行をサポートすることに尽力します。具体的には、教育現場での普及活動や、絵本文化のさらなる発展に貢献することを目指しています。NPO法人の活動を通じて、子どもたちが自然に読みたいと思える環境を整えることが彼の目標です。

理事長のコメント

NPO法人絵本文化推進協会の理事長、奥村傳氏は、笹沼氏がこれまでに入れた取り組みや姿勢に深い共感を示しています。彼は、絵本の読み聞かせから児童書の一人読みへの移行を支援する具体的な活動を期待しています。また、現代のテクノロジーや社会的変化に関連する新たな読書環境の整備も重要な役割を果たすでしょう。

笹沼氏のバックグラウンド

笹沼氏は、筑波大学附属駒場中学校・高等学校から東京大学教養学部に進学し、在学中にYondemyを設立しました。彼はオンライン習い事「ヨンデミー」を開発し、2024年には著書『東大発！1万人の子どもが変わったハマるおうち読書』を出版予定です。このように、彼は読み聞かせから子どもたちの自立的な読書へとつなげるための多角的なアプローチを行っています。