ドバイに新たに誕生したMARUGAME UDON
2025年7月3日、UAEのドバイに「MARUGAME UDON」がグランドオープンしました。この日、店前には行列ができるほどの大きな賑わいを見せ、現地の人々にとって待望の店舗となったことが伺えます。
グローバルな展開
讃岐うどん専門の丸亀製麺が、初めて中東に店舗を持つことは、このブランドにとって大きな一歩。これまでに、アメリカやアジア各国で成功を収めてきた彼らが、ドバイに目を向けた理由は、海外市場のニーズに応えるべく展開を進める中で、アラブ首長国連邦の文化や食の趣向に合うことを見抜いたからです。日本食への需要が高いこの地域で、今後5年間でさらに10店舗を展開する計画があるとのことです。
ドバイの食文化
ドバイは外国籍居住者が多く、日本料理に対して深い理解がある場所です。特に「うどん」という料理は、様々な国の人々に受け入れられる可能性が高いと見られています。そのため、MARUGAME UDONでは、忙しい現代人に向けた「手づくり・できたて」の贅沢な体験を提供することに力を入れています。オープンキッチンや職人によるライブ調理は、ただ食事をするだけでなく、訪れる人々に感動を与える要素として大切にされています。
メニューの魅力
MARUGAME UDONのメニューには、日本の定番として人気のある「かけうどん」や「ぶっかけうどん」があり、さらに現地の食文化を取り入れた「テリヤキチキンうどん」も用意しています。オープン初日には、シグネチャーメニューである「肉たまうどん」が一番人気で、他にもベジタリアン向けの「タンタンうどん」がランクインしました。また、リーズナブルな価格設定も魅力の一つで、21 AED(約840円)から楽しめるのも、外国人観光客や所在の多様な住民に喜ばれる要因です。
顧客体験の向上
アラブ首長国連邦の消費者に寄り添う形で、薬味に青唐辛子を用意するなど高い柔軟性を見せています。店内の調理シーンを通して、訪れる人々への視覚的な楽しみや、食材が持つフレッシュさを感じてもらうことで、バランスの取れた食体験が実現しています。特に、オープン初日は多くの人が訪れたため、午後8時以降でも60名以上が列を作るほどの人気ぶりでした。
開業の意義
CEOの山口寛さんは、「中東地域での初めての出店は私たちの重要なステップで、手づくり・できたてのうどんとおもてなしの心を届けられることを大変嬉しく思います。」と語っています。地域の人々に愛されるブランドとなり、さらなる成長を目指していくという意気込みも感じられます。
まとめ
MARUGAME UDONのドバイ進出は、ただの飲食店の開業にとどまらず、食の感動体験を世界中に広め、さまざまな文化を受け入れながら進化し続けるブランドの姿勢を示しています。これからも、国内外で新たな挑戦を続け、さらに多くの人々に愛される存在となっていくことでしょう。食の感動が生まれる場所として、MARUGAME UDONがどのように発展していくのか、目が離せません。