保育園のSDGs取組み
2025-05-09 11:44:23

2025年に向けて約8割の保育園がSDGsに取り組む現状

2025年に向けて進化する保育園のSDGsへの取り組み



株式会社明日香の運営する「子ねくとラボ」による最新の報告から、保育園におけるSDGsの取り組みが進展していることが分かりました。2025年の調査では、保育士の約80%が「SDGsに取り組む保育園」であると回答し、これは2022年の56.6%から19.3ポイントの増加を見せています。これまで以上に、保育現場での持続可能な取り組みが広がっていることが伺えます。

保育士の意識の変化


調査では、84.5%の現役保育士が「保育の現場でSDGsの目標に取り組みたい」と感じていると回答しています。この結果は、2022年とほぼ同水準であり、保育士たちの意識が依然として高いことを示しています。さらに、約7割の保育士は、自分の勤務先にSDGs教育や研修の機会があると答えており、分野全体の意識向上が図られています。

SDGsの具体的な取り組み


保育園での具体的な取り組みとしては、多様な活動が見受けられます。例えば、リサイクルできる素材を使った工作や、地域の環境保全活動への参加など、実践を通じてSDGsの理解を深める努力が進められています。自由回答からは、持続可能な成長目標の実施や、地域貢献を意識した活動が多く寄せられました。

更なる情報発信と社会貢献の意義


また、保育園におけるSDGsの取り組みの情報発信を望む声も高まり、84.8%がその必要性を感じていることが報告されています。これは、保育士自身が社会に対してどのような影響を与えられるかを意識する一因ともなっています。保育士たちは、SDGsの教育を通じて、未来を担う子どもたちに大切な意識を育む役割を果たしています。

社会との架け橋としての役割


最後に、約9割の保育士が、保育園は環境や社会問題に対して積極的に取り組むべきだと考えています。これもまた、保育園が子どもたちに持続可能な社会の重要性を教えるための基盤となるでしょう。子どもたちにとって、環境問題や地域貢献を実際に体験し学ぶことは、将来にわたって大きな影響を与えるはずです。

まとめ


今回の調査結果は、保育現場でのSDGsへの取り組みが進化しているリアルな状況を示しています。保育士たちの意識向上と具体的な活動を通じて、子どもたちに未来の地球について考え、行動する力を育むことが期待されます。そして、保育園がこのような取り組みを行うことは、社会全体への良い影響を与える重要なステップとなるでしょう。


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