鮎のさばき体験
2025-02-13 11:59:16

岐阜県で体験する鮎のさばきと海の恵みを学ぶイベント

岐阜県での鮎さばき体験イベント



2月2日、岐阜県で開催された「日本さばける塾」では、地域の魚である鮎をさばく体験を通じて、日本の豊かな海の食文化について学ぶ親子のイベントが行われました。このイベントは、一般社団法人海のごちそう推進機構と一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜が共催し、次世代へ美しい海を引き継ぐための一環として実施されました。

鮎の生涯とその魅力


岐阜県の県魚である鮎は、川で生まれた後、海で育ち、再び川に戻るという独特な生態を持っています。このような鮎の一生を学ぶことで、子どもたちは川と海との関係の重要性を理解し、環境への関心を持つきっかけとなります。参加者たちは、鮎を取り巻く自然環境の変化や、地域の海洋資源についても学ぶことができました。

鮎をさばく体験


参加者は、実際に鮎をさばく体験に挑戦しました。講師である食べる水族館の内藤彰俊さんから丁寧に教わりながら、鮎のさばき方や調理法を学びます。さばいた鮎を素材にした料理も楽しみながら、食の大切さや地域の特産物についての理解を深めました。

海を味わう十の技法


イベントでは、また「海を味わう十の技法」という概念についても触れられました。この技法は、和食の調理法を基にしたもので、様々な調理方法を通じて海の豊かさを堪能します。特に、鮎を使った料理として、岐阜県産しいたけを用いたホイル焼きや、鮎から取った出汁で作るそうめん、そして地元の田楽味噌で食べる鮎の魚田など、地域の味を活かした料理が味わえました。

環境意識の向上


参加した子どもたちや保護者は、魚を通じて川や海の環境問題についても考える機会がありました。環境を守ることの重要性を認識し、自然を大切にする意識が育まれる様子が伺えました。参加者からは、「川のゴミ拾いをしたい」「環境を守る行動をしたい」といった感想が寄せられ、次世代へ繋がる意識改革が見られました。

イベントの意義


このようなイベントを通じて、地域の資源である鮎とその生態、さらには海と川のつながりを学ぶことができた参加者たち。彼らは、ただおいしい料理を楽しむだけでなく、環境問題に対する意識を育て、そこから何ができるかを考える良い機会となりました。今後も、こうした取り組みが広がり、子どもたちの未来に向けた持続可能な行動が生まれることを期待しています。


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