次世代のためのモビリティデザインコンテスト
公益社団法人 自動車技術会が主催する「第14回モビリティデザインコンテスト」が、2025年11月3日より募集を開始します。このコンテストは、将来の自動車産業を担う若者たちの発想力を引き出し、その可能性を広げることを目的にしています。中学生および高校生を対象にしたこの機会は、ものづくりの楽しさを体感できる貴重な場です。
コンテストのテーマ
今回のテーマは「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」です。現代の多様化したライフスタイルを背景に、参加者には既存の枠にとらわれない新しい乗り物や移動手段のデザインを考えてもらいます。未来社会にマッチした斬新なアイデアが求められています。さまざまなライフスタイルにあった移動確認を探求し、自由な発想で作品を創り上げてください。
応募資格
応募の対象は、日本全国の中学校、高等学校、高等専門学校の1年生から3年生、及び海外在住の日本国籍を有する同等の生徒たちです。若い世代の皆さんには、自分の独自の視点を活かして創造的なアイデアを形にするチャンスがあります。
部門と賞典
コンテストは、A部門(中学生)とB部門(高校生、高専1~3年生)に分かれています。各部門からは、モビリティデザイン大賞(1名)、モビリティデザイン賞(各部門1名)、ダビンチ賞(各部門1名)、そして審査員特別賞(1名)や佳作(数名)が選ばれます。特に、審査員特別賞以上の入賞者には、プロのモビリティデザイナーとのマンツーマンのスケッチ講習が用意されています。これは、受賞者にとって貴重な学びの機会になることでしょう。
申し込み方法
応募は、公式ホームページ(
モビリティデザインコンテストのページ)から簡単に行えます。応募期間は2025年11月3日から2026年1月15日までで、エントリー後は作品を郵送することになります。
結果発表
作品の審査結果は、2026年4月上旬に発表される予定です。過去の受賞作品には、自然を考慮した「SKYSHARK」のような斬新なアイデアがあり、参加者の創造力がいかに素晴らしいかを証明しています。
このコンテストは単なる競争ではなく、次世代の技術者やデザイナーを育てるための重要な機会です。皆さんの独自のアイデアが未来を切り拓くかもしれません。ぜひ、ご自身の夢を乗り物に込めて、参加してみてください。