茨城県境町の小学生たちが描く「世界一大きな絵」
茨城県境町にある小学校の生徒たちが、特別なプロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、「世界一大きな絵EXPO 2025」に向けたもので、全47都道府県から各1市町村が参加します。境町は、茨城県の代表として参加することが決まりました。
境町には、境小学校、長田小学校、森戸小学校、猿島小学校、静小学校の5つの小学校があります。これらの学校では、子どもたちがそれぞれ1メートル×5メートルの天竺布に絵を描き、その布が5枚集まって、5メートル×5メートルの一つの作品になります。これらの布は、境町教育委員会の職員によって縫い合わされ、ひとつの大きな絵として完成します。
「世界一大きな絵プロジェクト」の背景
この「世界一大きな絵プロジェクト」は、1996年に始まり、国や宗教、民族を超えた子どもたちの共通の喜びを分かち合うことを目指しています。各国の絵が集まることで、情操を育て、世界平和への意識を高めることを狙いとしています。
今年、日本で開催予定のEXPO 2025大阪・関西万博では、このプロジェクトから集まった「世界一大きな絵」が特別展示されます。この展示は、世界中の子どもたちが共感し合い、理解を深めるきっかけとなるでしょう。
キックオフイベントと展示日程
「世界一大きな絵EXPO 2025」の完成式キックオフイベントは、2025年6月28日(土)に沖縄県糸満市・平和祈念公園で行われます。具体的な時間は12:30から14:40までの予定です。
その後、EXPO2025大阪・関西万博のフェスティバルステーションでは、8月18日(月)から8月22日(金)までの期間中、72枚の絵が順次展示されます。境町の作品は、8月18日(月)に展示されることが決まっています。
未来への希望を描く
このプロジェクトに参加する子どもたちにとって、描いた絵が多くの人々の目に触れることは、一つの誇りです。また、彼らの手により世界へメッセージが届けられることは、大きな成功ではないでしょうか。境町の小学校が手掛けるこの「世界一大きな絵」を通じて、未来への希望が描かれています。
このプロジェクトが国際的なつながりを生み、子どもたちの成長に寄与することを期待しています。そして、皆様も是非、これらの絵を通じて語られるストーリーに触れてみてください。