重症心身障がい児の「食べる」支援を考えるセミナー
2026年6月28日(日)、特定非営利活動法人EPOが運営する「COCOLON」にて、重症心身障がい児や医療的ケアが必要な子どもたちの食事支援に関するセミナーが開催されます。講師には、重症心身障がい児の診療を長年手がけてきた淺野一恵医師が登壇し、「まとまり食」の重要性や家庭で実践できる工夫について学びます。
重症心身障がい児の食事支援の現状
食事は、子どもたちの楽しみや家族とのコミュニケーションを深める重要な時間です。しかし、重症心身障がい児や医療的ケア児の中には、噛むことや飲み込むことに困難を抱える子どもが多く、食事の形態や硬さを調整する必要があります。これにより、保護者や支援者の間では「何を作ればよいかわからない」「調理負担が大きい」といった悩みが生じています。
セミナーでは、こうした課題に向き合い、「どうしたら食べられるか」という視点から、食べる楽しみを守るための工夫を学びます。食事を通して得られる喜びや社会参加の重要性を再確認するとともに、実践的な解決策を見つけることができるでしょう。
講師の紹介:淺野一恵医師
淺野一恵医師は、「発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018」の策定に携わり、重症児の食事に関する研究や支援を積極的に行っています。彼女は「食べる楽しみを支える支援」の重要性を広めるため、各地での講演活動も行い、専門知識をもとに多くの成功事例を持っています。
ハイブリッド開催での参加可能
本セミナーは、オンラインでも参加が可能です。午前中に行われるセミナーと午後のワークショップの両方に参加できるので、自宅からも安心して学ぶことができます。特に午後のワークショップでは、市販のお惣菜を“まとまり食”にアレンジする実践的な方法を学び、調理が苦手な方でも手軽に実践できる工夫を体験します。
様々な職種の方が対象
このセミナーは保護者だけでなく、看護師や療法士、保育士、支援員など、子どもの食事に関わる多職種の方々にも有益な内容となっています。食事支援についての具体的な知識や技能を習得でき、さまざまな立場からのアプローチを学ぶことができます。
開催概要
- - 日付: 2026年6月28日(日)
- - 時間: セミナー 11:00~12:30 / ワークショップ 13:30~15:00
- - 場所: COCOLON BASE (東京都江戸川区) / オンライン参加も可
- - 定員: COCOLON BASE 25名 / オンライン 100名
- - 参加費: メンバーはセミナー無料、一般2000円(セミナーのみ)、3000円(セミナー&ワークショップ)
食事支援の大切さとその実践方法を学ぶ貴重な機会です。興味のある方はぜひご参加いただき、子どもたちの「食べる」楽しみを一緒に考えていきましょう。イベントへの参加申し込みは公式ウェブサイトから行えます。詳細な情報をぜひご確認ください。
COCOLONの活動
「COCOLON」は、重症心身障がい児とその家族、支援者が集うコミュニティであり、情報交換や交流の場を提供しています。また、「ここね」という児童発達支援・放課後等デイサービスも運営し、重症心身障がい児を支援する活動を行っています。食事を通して、より良い暮らしを実現するためのコミュニティの活動にぜひご注目ください。