子どもたちの声を未来に生かす全国キャラバンinながの開催のお知らせ

全国キャラバンinながの開催のお知らせ

12月13日（土）、14日（日）に長野県安曇野市で、「子どもの権利×まちづくり」をテーマにした「全国キャラバンinながの」が開催されます。このイベントは、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会が主催し、子どもアドボカシーに関心を持つ市民が集まるトークセッションやワークショップを通じて、子どもたちの権利について考える貴重な場です。

開催背景

近年、日本では子どもたちの声を聞くことが重要視されつつあり、2024年4月に改正児童福祉法が施行される予定です。これにより、国や地方自治体が子どもや若者の意見を政策に反映していく取り組みが始まります。また、地域のつながりが希薄化している現代において、本キャラバンでは「誰も取り残さない」地域づくりを目指し、参加者が意見を表明する場を設けることで、未来の地域社会の担い手を育成することを目指します。

イベントでは、特に社会的養護を受けた若者の意見に焦点を当て、彼らが地域の課題に対して自身の声を届ける重要性を理解する機会を提供します。このような取り組みは、子どもたちが自由に意見を表明できる環境を整える助けとなるでしょう。

イベント内容

【Day1】こども若者とともにこれからのまちを考える

- 日程: 12月13日（土）13:30～16:00（受付開始13:00）
- 場所: 豊科交流学習センター「きぼう」多目的ホール（安曇野市豊科5609-3）
- 参加対象: 子どもアドボカシーに興味のある方（無料）

プログラム（予定）: 1部では当事者参画から広がる「まち」の可能性について考え、2部ではトークセッション「声を『まち』のみらいにつないでいく」を行います。3部ではグループワークを通じて、「自分の地区」を自ら考える機会が設けられます。発表や質問タイムもあり、各参加者が積極的に意見交換できる場となっています。

【Day2】つながるワークショップ「あつまれ！長野の子ども・若者たち」

- 日程: 12月14日（日）11:30～15:00（受付開始11:00）
- 場所: 且座喫茶「遊庵」（安曇野市穂高有明1638-2）
- 参加対象: 中高生の社会的養護経験者を中心に、長野県在住の学生等も歓迎（無料、お昼付き）

プログラム（予定）: 挨拶やルール説明の後、アイスブレイクを行い、昼食休憩を挟んで長野の子どもたちが「こんな場所があったらいいな」というアイデアを出し合うワークショップを行います。お互いの経験を共有しながら未来を描く時間は、参加者にとって貴重な体験になることでしょう。

申し込み方法

どちらのイベントも参加希望の方は、各リンクから申し込みをお願いいたします。締切は12月11日（木）です。事前登録が必要ですが、参加費は無料です。
詳細な情報はこちらをご覧ください。たくさんのご参加をお待ちしています!

特に、社会的養護経験者の方々には貴重な意見を持ち寄っていただき、地域づくりにおける重要な役割を果たす機会になります。このイベントが多くの方々にとって価値のある体験となりますように、心より願っております。