北海道のローソンで「SAPICA」が使える！地域マネー活用の新たなステップ

北海道のローソンで「SAPICA」が利用可能に

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス（TMN）は、札幌エリアの地域マネー「SAPICA」がローソンの店舗で利用できるようになったことを発表しました。この新しい決済サービスは、2025年8月末時点で北海道内の全728店舗で導入され、地域住民や観光客にとって多大な利便性をもたらします。

「SAPICA」を使った新しい購入体験

これまで、SAPICAは主に公共交通機関での利用が中心でしたが、今回のローソンでの導入により、日常の買い物にも手軽に使えるようになります。たとえば、食料品や日用品を手に入れる際に、手持ちのSAPICAカードでスムーズに支払いができるため、現金やクレジットカードとは違った利便性を享受できます。この取り組みにより、SAPICAの利用が広がり、地域社会全体の活性化が期待されているのです。

地域マネーの普及とその意義

TMNは、地域マネーの価値を高めるために、決済手段の拡充や使いやすさ向上に力を入れています。既に、熊本エリアの地域マネー「くまモンのICカード」の導入例もあり、地域マネーの活用促進に向けた取り組みは積極的に行われています。地元の商業活動を支える地域マネーが利用されることで、消費が活発になり、地域経済の循環が促進されることが期待されています。

システム導入の効率性

TMNの技術力により、ローソンへの「SAPICA」の導入に際して店舗自体の改修が不要という効率的なシステムが実現されました。既存の決済システムにTMNのクラウド決済センターの改修を行うだけで、新たな決済手段が追加可能です。また、今回の導入は、「くまモンのICカード」との連携も可能であり、将来的にはさらに多くの地域マネーに対応することが見込まれています。