夢をカタチにする「カーデザインスタジオ」
2025年11月、兵庫県西宮市にある「キッザニア甲子園」にて、三菱自動車が出展する新しいパビリオン「カーデザインスタジオ」がオープンします。このパビリオンは、自動車のデザインをテーマにしたもので、子どもたちがカーデザイナーの職業を体験できる特別な空間です。
カーデザインスタジオの体験内容
「カーデザインスタジオ」では、子どもたちはまずモックアップを使って、自分だけのカスタムカーを完成させます。その後、タッチディスプレイを用いて、外装のパーツやボディカラーを自由に組み合わせ、個性的なデザインの車を創作します。デザインが完成すると、それが32インチの裸眼立体視ディスプレイに投影され、迫力ある立体映像で見ることができます。さらに、自らのデザインについてプレゼンテーションを行う機会もあり、実際に物を創り出す楽しさを味わうことができます。
体験を終えたら、自分のデザインが表紙に印刷されたカタログを持ち帰ることができ、思い出の一部としてお家に帰ることができます。
体験者の声
初めて「カーデザインスタジオ」を体験した子どもたちからは、驚きと興奮の声が続々と寄せられました。「自分が選びたい車を考えて楽しかった」「いろんなパーツを組み合わせるのが面白かった」など、自由な発想でデザインを楽しむ姿が印象的でした。「大人になるのが楽しみになった」という声もあり、将来の選択肢が広がった子どもたちの姿が目に浮かびます。
パビリオンの目的と教育的意義
「カーデザインスタジオ」の誕生には、三菱自動車が持つ明確な目的があります。それは、自動車に対するこどもたちの関心を高めることと、自動車の社会的役割を理解してもらうことです。三菱自動車は2006年から「キッザニア東京」、2009年から「キッザニア甲子園」において体験型の教育プログラムを展開しており、今回のパビリオンもその一環です。
このパビリオンを通じて、子どもたちは車の設計からそのデザインがもたらすライフスタイルまでを学ぶことができます。また、デザインを創造する過程では、創造力や発想力を育むことができるだけでなく、仲間と協力することの大切さも学べます。これにより、社会生活で必要なコミュニケーション能力や協調性といった「生きる力」の育成にも寄与しています。
まとめ
「カーデザインスタジオ」での体験は、子どもたちがものづくりの楽しさを知り、自分のアイデアを形にする貴重な時間です。三菱自動車とKCJ GROUPが手を組んで創り出すこの新しいパビリオンは、子どもたちに夢を描く力を与える場として、今後ますます注目されることでしょう。お子さんとのお出かけの計画に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか?