静岡市の塾が深夜まで開放！中高生のための学習環境を提供する新しい試み

深夜まで学べる、特別な環境

静岡市に位置する塾、LOAT学習室では、中高生の学習を支援するための新たな企画「ミッドナイト・スタディ・クラブ」を実施しています。この取り組みは、学生がテスト前の勉強に集中できる特別な環境を提供することを目的に、通常の閉校時間を延長し、夜10時から深夜の0時まで安心して学べる空間を設けたものです。

実施の背景

このプログラムを始めるにあたり、合同会社エルズの代表、惟村卓也氏は、静岡市の学生が抱える勉強環境の問題に着目しました。多くの生徒たちから寄せられる声には「もっと勉強したい」「夜遅くまで集中できる場所が欲しい」というものがありました。しかし、実際には安全に利用できる学習の場が夜間には存在しないため、学生たちの勉強意欲が阻まれているという現状があります。

特に、公共の施設の利用が制限される中、学習が進みにくくなっていることが問題視されています。このため、エルズでは「頑張りたい生徒を時間的な制約で諦めさせたくない」との思いから、特別に塾を深夜まで開放する新企画を立ち上げました。

塾の役割と可能性

義務教育の中では、親や教育者の影響が大きく、それが時に生徒への注意をしにくくする要因となることがあります。しかし、塾は自分のペースで学びたいと考える生徒や保護者に選択肢を提供する存在です。ここが、エルズの先生たちの強みであり、子どもたちの成長を第一に考える立場として正直な意見を伝えることが可能です。学校の体制にはない柔軟性を持ち、子どもたちが求める環境をつくることで、自律した学びを促進しています。

開催日の様子

「ミッドナイト・スタディ・クラブ」の期間中、参加者15名が数学や英語の自作問題に取り組む様子が見られました。勉強の合間には、夜食として用意されたオロナミンCで乾杯し、コミュニケーションの場も設けられています。また、帰宅前には歯磨きを済ませてからの帰宅を促し、安心して休める環境作りが心がけられています。

実際に参加した生徒たちの声も寄せられ、「家よりも集中できた」「学ぶ時間が増えて嬉しい」といったポジティブな感想が多数。夜食を一緒に楽しむことで、学びの場がただの勉強だけでなく、友だちとの交流の場にもなっています。

今後の展望

本企画の成功を受け、エルズでは定期的に「ミッドナイト・スタディ・クラブ」を開催することを検討しています。それにより、学生たちが前向きに挑戦できる環境をさらに充実させ、地域社会への学習支援を強化していきます。興味を持たれた方は、ぜひエルズまでお問い合わせください。私たちは子どもたちの未来を広げるため、これからも様々な挑戦を続けてまいります。