周防大島町の子育てDX
2025-08-01 12:12:36

山口県周防大島町、子育て支援のデジタル化を進める新サービス導入

山口県周防大島町、子育て支援の新サービス導入



山口県周防大島町では、子育て支援施策をより充実させるために、母子モ株式会社が提供する『子育てDX®』の「伴走型相談支援サービス」を導入しました。このサービスは2023年8月1日から運用が開始されます。『子育てDX』は、自治体が行う子育て関連事業のデジタル化を支援し、地域の子育て環境を整えるためのサービスで、周防大島町はその最前線に立つ取り組みを行っています。

周防大島町は、すでに妊産婦向けに提供している母子手帳アプリ『母子モ』を通じて、地域の子育て施策をデジタル化し、住民に質の高いサービスを届けています。このアプリは、育児に関するさまざまな情報や手続きを管理できる機能を持っており、妊婦さんや子育て世帯にとって非常に便利なツールです。

妊婦や子育て世帯のための新たな仕組み



新たに導入される「伴走型相談支援サービス」では、妊娠届出時や妊娠後期の面談時に、アプリを使ってアンケートを手軽に提出できるようになります。このサービスにより、利用者は24時間いつでもどこでもアンケートを提出できるため、紙に記入して返送する手間が省けます。また、自治体の職員は事前に事務処理を行うことができ、面談当日もスムーズに進行できるのが特徴です。

これにより、子育て支援の質が向上し、町民がより高い満足感を得られることを目指しています。政策企画課DX推進班が中心となり、デジタル技術を活用した手続きの簡素化を進めることで、子育てを支える体制を強化しています。さらには、妊娠・出産・子育てに関するワンストップの相談窓口である「周防大島町こども家庭センター」も2025年4月に開設予定です。

地域ぐるみで支える子育て環境



周防大島町では、すべての子どもが幸せに成長できるよう、地域全体で支え合う取り組みを進めています。農業や観光資源に恵まれた環境を持つこの地域では、自然と豊かな人間関係の中で子どもたちが健やかに育つことが期待されています。特に、母子モの導入によって子育て中の保護者たちが抱える不安や負担を軽減し、安心して育児に専念できる環境を構築しています。

藤本淨孝町長は、「山口県でいちばん育てやすい環境を整えたい」と意気込みを語り、すべての妊婦さんと子育て世帯が安心して育児を行えるよう、引き続き町の取り組みが続けられていくと約束しています。

これからの展望とまとめ



今後も自らの信念をもとに、事務手続きのさらなるデジタル化と、利用者に寄り添った支援を提供することが目標とされています。周防大島町は、2030年までに子育てに関するあらゆるサポートを充実させ、保護者の負担を可能な限り軽減させる取り組みを進める意向です。こうした理由から、山口県の周防大島町は今後の子育て支援のモデルケースとして注目が集まることでしょう。

子育て支援のデジタル化を進める周防大島町の取り組みは、地域が一体となった温かなサポートを提供し、すべての家庭に安心をもたらします。子育て中の皆さんにとって、ぜひ利用していただきたい素晴らしいサービスと言えるでしょう。


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