不登校支援の新たな選択肢、NIJINアカデミー世田谷下高井戸8D校が開校

NIJINアカデミー世田谷下高井戸8D校が新たに開校

2025年6月4日、東京都世田谷に新しい不登校のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー世田谷下高井戸8D校」が開校します。この新しい学校は、不登校や学校に通うことが難しい子どもたちが自分を見つけ、成長するための場を提供することを目的としています。

充実した学びの環境

NIJINアカデミーでは、床が全面クッションフロアになっており、跳び箱や鉄棒、マット、縄跳びなど、体を動かすことを重視した活動が行われます。そして、お絵かきやボードゲーム、さらにはラジオ出演やイベント企画、探究学習、体験学習など、さまざまなプログラムが子どもたちを待っています。これらの活動を通じて、学びの楽しさやコミュニケーション能力を育むことができます。

また、現場での実績を持つベテランの講師が2名在籍し、子どもたちの様々なニーズに応じた学習サポートを行います。特に教室長は声優の経験を活かし、演技や表現教育にも力を入れています。

自己表現を促す教育

「NIJINアカデミー世田谷下高井戸8D校」では、子ども一人ひとりの大切さを常に意識し、自分の気持ちを理解し伝える力を育てることを重視しています。意見の違いや感じ方を尊重しながら、実際の体験を重ねることで、互いを認め合う力を養います。

この学校の特徴は、心と体、脳を動かすことに集中し、「活動&休止」をバランスよく取り入れている点です。静と動の切り替えを意識することで、子どもたちは記憶を定着させ、将来に向けた意欲を高められます。リラックスタイムを設けることで、安心感を提供し、自分自身の成長へと繋げています。

教室長の想い

教室長の大橋潤子さんは、「放課後の習い事を運営してきた中で、学校での言葉を失った子どもたちの姿が気になります。彼らをどのようにサポートすれば、輝く未来を手に入れられるか考え続けました」と語っています。子どもたちが自分らしさを発揮できる場を作り、誰かとつながることができる教育環境を整えることを目指しています。

心を通わせることで、子どもたちの自信を育ち、特別な存在としての輝きを感じられるようにすること。そのために、日々の活動を大切にしていきます。子どもたちは、自分や他者に対して理解を示しながら、思いやりを持って生きる力を育んでいきます。