札幌に新しい学びの場！NIJINアカデミーが開校するリアル教室

新たな教育の形「NIJINアカデミー札幌大きなかぶ校」

不登校問題が深刻化する中、子どもたちに新しい学びの場を提供するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が、2025年6月に札幌にリアル教室「大きなかぶ校」を開校することを発表しました。この新しい学校は、メタバースを活用したバーチャル教育とともに、オフラインでの学びを通じて「学校には戻らないがリアルな場で学びたい」と願う子どもたちのニーズに応えていきます。

学校の特長と実績

NIJINアカデミーはこれまでに400名を超える小中学生を受け入れ、学校満足度はなんと91.4％。担任クラスの満足度は96％という高評価を得ています。出席認定率も97％に達しており、教育委員会や学校との連携を通じて、子どもたちの成長をしっかりサポートしています。

開校する「札幌大きなかぶ校」では、毎週木曜日に集まる8名の生徒たちが、全国各地の教室やメタバースと繋がりながら学びを進めます。具体的な活動内容には、「ホーム体育」で身体を動かしたり、自由な進度での学習、楽しいランチタイム、オンライン授業、さらには全国の友達との部活動やサークルが含まれています。

食育を取り入れた新しいアプローチ

「大きなかぶ校」の最大の特長は、食育に特化したカリキュラムです。食を通じて必要な5つの生きる力を育てることを目指しています。

- できる：「家庭のごはんをつくることができる」
- まもる：「健康なカラダを守る料理ができる」
- 繋がる：「地域や異文化と繋がることができる」
- おそれない：「自分の意見を伝えることができる」
- へこたれない：「失敗を何度でもできる」

これらは、ただの理論ではなく、実際の体験を通じて獲得していきます。例えば、食材を用いた実験や、バランスの取れた食事の準備、お菓子作り、さらには子どもたち自身がリクエストしたメニューを作るなど、多彩な活動を繰り広げます。

ただ単に料理を学ぶだけでなく、生き物や生産者、そして食の背後にあるストーリーに触れることで、感謝の気持ちや自分自身の大切さを感じてもらうことが狙いです。これにより、食を通して「生きる力」を育むことが期待されます。