こども食堂が誇る「泉佐野ギョーザ」の挑戦
2025年10月11日、泉佐野市で開催された「焼きそば・ギョーザEXPO」において、特定非営利活動法人キリンこども応援団が運営するこども食堂「キリンの家」に通う中学生たちが、自ら開発したご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」を440食販売しました。このイベントは、彼らの熱意や努力を直接お客さまに伝える貴重な機会となりました。
子どもたちのこだわり
「泉佐野ギョーザ」の開発は、子どもたちが自らの手で進めてきたプロジェクトです。彼らは、毎年度の体験事業の一環として、ご当地グルメ制作に力を入れており、地域の特徴を活かした美味しさを追求し続けています。今回のイベントでは、彼らの実際の手で作り上げたギョーザを披露。来場者からは「美味しかったから、また買いにきたよ!」との声も聞かれ、大成功を収めました。
プレゼンテーションの瞬間
当日は、午前と午後の2回、子どもたちが自ら登壇し、来場者に向けて「泉佐野ギョーザ」の魅力をプレゼンテーションしました。その姿は自信に満ち、しっかりとした声で自分たちの思いを伝えていました。来場者の反応も良く、お客さんの温かい言葉に子どもたちは大きな励みを受けました。特に一生懸命にテーブルを回り、購入者と話しを交わした姿が印象的でした。
地域への貢献
「泉佐野ギョーザ」のプロジェクトは、単なるグルメ開発だけにとどまりません。子どもたちは飲食店での採用を目指しており、現在30店舗への卸業者選定が重要な課題となっています。彼らの挑戦は、地域貢献に向けた重要なステップでもあり、今後の展開が期待されます。
代表理事の水取博隆は、このプロジェクトの意義を強調。「子どもたちが自らの力を信じ、未来に向けて挑戦する姿を見ることができることが何よりの喜び」と語ります。グルメ制作のみならず、プレゼンテーションや現場でのお客様対応を通じて、大きな成長が感じられます。これからの展開にも期待が寄せられています。
「キリンの家」の支援
キリンこども応援団は、泉佐野市において子どもたちの居場所を提供するために設立されています。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業を通じて、地域の子どもたちに支援を行っています。子どもたちが自らの手で未来を切り拓くための力を育むことが、その目的となっています。
このプロジェクトを通じて、子どもたちは「泉佐野に行けばいつでも泉佐野ギョーザが味わえる」という夢を見据え、日々新たな目標に向かって挑戦し続けています。来場者との交流を経て、彼らの未来に向けた希望も広がっています。これからも彼らの活動を応援していきたいですね。
実施概要
- - イベント名:焼きそば・ギョーザEXPO in泉佐野
- - 日時:2025年10月11日(土) 10:00~17:00
- - 場所:りんくうアイスパーク芝生広場
- - 公式HP:泉佐野公式サイト
このイベントに参加することで、子どもたちの成長とともに泉佐野の地域が盛り上がる姿をぜひ応援していきましょう!