『ぴったセル』の魅力
2026-04-23 12:20:22

発達特性を持つ子どもたちのために生まれた新ランドセル『ぴったセル』

発達特性を持つ子どもたちのために生まれた新ランドセル『ぴったセル』



新しいランドセル『ぴったセル』は、発達特性のある子どもたちにとって使いやすさを考慮した設計が特徴です。フットマークが提供し、株式会社STYZが運営するインクルーシブデザインスタジオCULUMUが開発を支援しました。このプロジェクトは、数少ない声を無視することなく大切にし、インクルーシブデザインの理念をもとに進められました。

プロジェクトの背景:特別な視点でのこだわり



創業から80年を迎える老舗のフットマークは、子どものニーズに特化した製品を製造しています。法人が意味する「1/1の視点」に象徴されるように、特定の個人の声を重視することで製品開発を行っています。
例えば、通学カバン『RAKUSACK』は一人の顧客からの「カバンが重すぎる」という声から生まれ、軽量化されました。このように、フットマークは製品に対する特定のニーズが持つ可能性をしっかりと見極める姿勢を貫き、多様な意見や要望を製品開発に反映してきました。

約3年の開発に注ぎ込まれた情熱



一般的にカバンの開発には約1年を要しますが、『ぴったセル』のプロジェクトは約3年もの歳月をかけてじっくりと進められました。2023年の春に開発がスタートし、当初はフットマークの社内でのみの進行でしたが、さらなるイノベーションを求め、GKダイナミックスとの連携が図られました。CULUMUがリサーチパートナーとして関わり、当事者の声をしっかりと反映するための共創が行われました。

CULUMUによるインクルーシブリサーチ



CULUMUは、発達特性を持つ子どもたち、そしてそのご家族からのフィードバックをもとに、言葉にされにくいニーズを掘り起こすリサーチを展開しました。25家族へのアンケートを実施するなどして、具体的な使い勝手の問題や、日常生活における困難さを可視化しました。特に、子どもたち自らが日記や動画を用いて日々の体験を記録したことで、より具体的なインサイトを得ることができました。このような地道なプロセスは、製品開発の底力を強化させる基礎となりました。

誰もが使いやすいデザイン



CULUMUが制作した公式Webサイトは、一般のランドセルのWebサイトと一線を画しています。親向けだけでなく、子どもたちが自ら情報を理解できることを重要視し、漢字にはふりがなを施しました。このアプローチは、子どもたちが自分の声を持ち、理解できる環境を提供することに貢献しています。

プロジェクトの成果と未来の展望



フットマークの作り上げた『ぴったセル』は、硬直化する社会の中で、特に発達特性のある子どもたちを手助けするために設計されたランドセルです。51000円という価格で提供されるこの製品は、特定の家庭のニーズへの応じるだけでなく、全ての子どもたちが使いやすいように工夫が施されています。

CULUMUとフットマークの共創によって生まれた『ぴったセル』は、ただのランドセルではなく、多様なニーズを持つ子どもたちのための新たな選択肢となります。これからの社会において、インクルーシブデザインの重要性はますます高まることでしょう。『ぴったセル』の開発過程における努力が、多くの家庭に喜ばれることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: ぴったセル CULUMU インクルーシブデザイン

トピックス(お買い物)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。