「ひつじサミット尾州」開催のお知らせ
10月24日から26日まで、愛知県一宮市で「ひつじサミット尾州」が開催されます。このイベントは、世界三大毛織物産地である尾州地域を活性化することを目的とし、タキヒヨー株式会社が主催するものです。特に注目していただきたいのは、タキヒヨーの一宮工場が一般の方々に公開されるオープンファクトリーです。この機会に、普段見ることができない製造工程や貴重な製品に触れるチャンスを逃さないでください。
一宮工場の見どころ
一宮工場では、英式紡績機「ブラッドフォードシステム」を使った紡績工程を見学できるほか、オリジナルの糸や生地、雑貨などの販売も行われます。参加者は、実際に「ワタが糸になる様子」を目の前で見ることができ、希少な英式紡績の工程を体感できる良い機会です。この機械は産業革命のころの手法を示すもので、現代にはほとんど残っていないため、実際に体験できる貴重な機会となります。
工場見学は予約制で、各回10名限定ということで人気が予想されるため、事前に予約を済ませておくことをお勧めします。見学の具体的な時間は1日4回設けられており、幅広い年齢層が参加できる内容となっています。
限定ファクトリーショップもオープン
さらに、オープンファクトリーの期間中には「ファクトリーショップ」も登場し、一般では入手できない特別な商品が用意されています。ここでは英式梳毛紡績で作られた糸や生地を特別価格で手に入れることができるので、通販では手に入らないアイテムをお探しの方にはぴったりの機会です。
ひつじサミット尾州とは
「ひつじサミット尾州」は、工場見学やものづくり体験、羊とのふれあい、美味しいグルメを楽しむなど、多岐にわたる楽しみ方が用意されています。また、トークセッションやイベントもあり、地域の活性化とともにウールの持続可能性についても考える素晴らしいプラットフォームです。イベントは2021年から始まり、これまでに6万人以上の人々が来場しています。
ものづくりの拠点「一宮工場」
タキヒヨーの一宮工場は、2014年に開設されたものづくりの拠点です。ここでは、伝統的な技術を活かしながら、独自の糸や生地を企画開発しています。近年の環境問題への関心の高まりを受け、サステナブルなウール素材の使用や、製造工程における環境負荷の削減にも取り組んでいます。
今後も地域に根ざした事業を展開し、持続可能な社会作りに寄与していく方針です。ぜひ、この機会に一宮工場を訪れ、タキヒヨーのものづくりを体験してみてはいかがでしょうか。
開催概要
- - 日程: 2025年10月24日(金)~26日(日)
- - 会場: 愛知県一宮市、岐阜県羽島市周辺
- - 申し込み: ひつじサミット公式ページから予約可能
この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご参加ください!