奈良市で初のメディアアートワークショップを開催!
奈良市のアートプロジェクト「古都祝奈良2025-2026」が、新たにメディアアート部門を加え、子どもたち向けのワークショップ「ならまちアート・コラボラトリー」を実施します。このワークショップは、子どもたちに最新の技術を体験させながら、奈良の未来を考える機会を提供することを目的としています。
「ならまちアート・コラボラトリー」とは?
「ならまちアート・コラボラトリー」は、アート、テクノロジー、サイエンスを融合した新しい形のワークショップです。参加者は自己表現を通じて、未来の奈良のまちについて考え、最新のXR体験を駆使して作品を制作します。このワークショップでは、これからの奈良市のまちづくりに関するアイデア出しも行われ、参加する子どもたちが未来の社会に対してより積極的な関わりを持つことを目指しています。
プログラム内容
今年度の「ならまちアート・コラボラトリー」は、以下の2つの事業から成り立っています。
1. 部活編
一条高等学校の美術部と連携し、メディアアーティストが学校に赴きます。生徒たちは自ら制作した作品をAR技術を活用して「バーチャル美術館」として展示する機会があります。これは、作品展示のデザインや空間構成をデジタル世界で実施する新しい試みです。
- - 開催日時: 令和8年2月7日(水) 13:00~17:00
- - 場所: 一条高等学校美術室
- - 対象: 一条高等学校美術部の1、2年生
- - 講師: 安藤英由樹氏(大阪芸術大学教授)
2. まちかど編
日常生活の中で子どもたちが手軽に参加できるよう、まちかど編のワークショップを開催します。スマートフォンやタブレットを使って、短時間で楽しみながら作品を作るオープン型ワークショップや、未来のまちを考えるアイデアソンも行います。
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日時: 令和8年2月11日(水・祝) 13:00~16:00
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場所: ならファミリーらくだ広場
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対象: 小学生(大人の参加もOK)
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講師: 森山朋絵氏(メディア芸術キュレーター)、安藤英由樹氏
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日時: 令和8年2月11日(水・祝) 13:00~16:00
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場所: ならファミリーらくだ広場
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対象: 中学生・高校生(定員40名)
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ゲスト講師: 清川清氏(奈良先端科学技術大学院大学教授)
過去の取組と今後の期待
「古都祝奈良」では、これまでにもメディアアートの可能性を探求するシンポジウムやワークショップを開催してきました。特に昨年度には、メディアアーティストの落合陽一氏を招いたシンポジウムが成功を収め、多くの参加者が新しい視点を得ました。これからの奈良市のアートプロジェクトに対する期待は高まっています。
未来の奈良を子どもたちと一緒に描くこのチャンスをお見逃しなく!