小学生向け睡眠教育教材『未来をつくる すいみんにどきどき』が登場!
パラマウントベッド株式会社は、子どもたちが睡眠の重要性を楽しく学べる教材『未来をつくる すいみんにどきどき』を制作しました。この教材は2025年10月から、東京都、大阪府、京都府の小学校4年生から6年生までの約2万人に無料で配布されることが決まっています。教育現場での活用を通じて、子どもたちが自らの睡眠習慣を見直すきっかけを提供し、健やかな成長を支援する狙いがあります。
教材制作の背景
現代の教育現場では、学習指導要領で睡眠の必要性が触れられる一方で、具体的な睡眠教育にはまだ課題が残されています。パラマウントベッドは2022年に中学生向けの睡眠教育プログラムを開発し、これまでに7万人以上の生徒に利用されています。その中で、小学生向けの教材制作を希望する声が多く寄せられてきました。
また、厚生労働省が発表した『健康づくりのための睡眠ガイド2023』によると、小学生の理想的な睡眠時間は「9~12時間」とされていますが、実際には小学校4~6年生の平均睡眠時間が「8時間23分」にとどまっているという調査結果もあり、十分な睡眠が確保されていない実態が浮き彫りになっています。このような背景から、子どもたちが楽しみながら睡眠の重要性を理解できる教材の制作が必要とされていました。
教材の特徴
この教材は、学習指導要領に基づきながらも、パラマウントベッドの専門知識を活かして制作されたオリジナルの副教材です。公式キャラクター『ぱらきち』が登場し、楽しく学べる工夫が凝らされています。教材内では、睡眠の重要性、そして良い睡眠を得るためのノウハウをイラストやワークシートを通じてわかりやすく解説しています。
具体的な教材の特徴としては、子どもたち自身の生活リズムや睡眠時間を振り返るためのワークシート、親子で一緒に取り組める「すいみんチェックリスト」、さらに保護者向けに睡眠の専門家によるコラムも掲載されています。
絵画コンテスト「未来のベッド」
さらに、教材の提供にあたり、子どもたちが自分の描く「未来のベッド」を表現する絵画コンテストも開催されます。このコンテストには、複数の賞が用意されており、優れた作品にはパラマウントベッドが開発した睡眠計測センサー『Active Sleep ANALYZER』と連動したライト『Active Sleep BEDSIDE LIGHT』が贈呈されます。子どもたちは夢のベッドを自由に表現することで、創造力を発揮する機会にもなります。
入賞者には2026年3月に東京で行われる表彰式に招待される特典もあります。
未来に向けて
パラマウントベッドは今後も、子どもたちが睡眠の重要性を理解し、自らの睡眠習慣や生活リズムを見直せるようなサポートを続けていく計画です。ブランドメッセージ『WELL-BEING for all beings』に基づき、睡眠の重要性を広めるための活動も積極的に行っていきます。子どもたちがより良い睡眠を得て、健康的に成長していくための第一歩を、ぜひこの教材で学んでみてください。