皆野高校の卒業箱
2026-01-20 11:54:30

閉校を迎える皆野高校の卒業生が作る思い出の箱とは

思い出の箱を皆で作る卒業式企画



埼玉県立皆野高等学校は、今年度をもって閉校を迎えることが決まりました。それに伴い、特別な卒業記念企画「みんなの箱」が実施される予定です。このプロジェクトは、卒業生24人と先生が一緒に手を動かして一つの箱を作るという取り組みです。卒業生は完成品をただ受け取るのではなく、自身の手で形作りながら、思い出や想いをその箱に込めていきます。

円になって想いを包む


「最後だから、円になった」という言葉が象徴するように、皆野高校はその歴史に終わりを告げることになりますが、この企画は「終わり」を意味するのではなく、みんなで作り上げた「完校」を象徴するものとされています。この瞬間は、生徒と教職員が共に過ごす特別な体験であり、卒業生にとって記憶に残る大切な時間となることでしょう。

校歌を体現する場の作り方


皆野高校の校歌には「社会を まるく つなぐため」という言葉が含まれています。本企画では、この言葉を素敵なデザインや装飾で表現するのではなく、実際に生徒と教員が同じ場所で、だるま座(円)になりながら作業をすることで体現します。教える側と教えられる側の関係を超えて同じ高さで向き合うことが、皆野高校らしい卒業の形を生むのです。

みんなの箱とは


「みんなの箱」とは、卒業生一人ひとりが制作する四角い箱です。名前には「皆野」の「皆」と「みんなの」という二重の意味が込められており、共同制作を通じて一体感を感じることができます。フタ部分は教職員が、身(本体)は生徒がそれぞれ担当し、最終的に二つを合わせて完成させます。この箱の中には、卒業記念品としてマグカップが収められ、日常生活の中で思い出が自然と蘇るよう意図されています。

生徒たちの感想


卒業生たちも、この企画に対し喜びの声を上げています。ある3年生は「皆で作ることができるのが嬉しい」と話し、「みんなの想い出を作る時間にしたい」と希望を語ります。また、3学年の主任も「卒業生たちが箱を見返すたびに、皆野高校での想い出が飛び出すと思う」と、この活動の意義を強調しています。

協力者の思い


株式会社マルニ・ロジコムの代表である杉山慎一氏は、「箱を残したかったのではなく、最後に“同じ時間”を残したかった」と語り、卒業生に手作りの記憶と関係を大切にしてもらいたいと願っています。

実施概要


この取り組みは2026年1月30日に埼玉県立皆野高等学校で行われる予定で、卒業生24名と教職員が一緒に参加します。株式会社マルニ・ロジコムの協力を得て実施されるもので、初めてで最後の特別な企画となります。

このように、皆野高校の閉校を迎える際の「みんなの箱」プロジェクトは、思い出作りに留まらず、これまでの学校生活の集大成と言える経験です。卒業生たちの未来に、たくさんの思い出を詰め込んだ一つ一つの箱が、温かい記憶として残ることでしょう。


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