病弱児を支援する新たな一歩、アプリ「Qケアbase」
最近、全国の自治体で病弱児の就労支援が重要視されていますが、実際に支援に取り組んでいるのは全体の約15%にとどまっています。そんな中、一般社団法人チャーミングケア(代表理事:石嶋瑞穂)が推進する「Qケアbase」というアプリが、病弱児の進学や就労を力強くサポートすることを目指しています。これは、活動プロセスを記録し、経験を証明する新しい試みです。
「Qケアbase」とは?
「Qケアbase」は、病弱児が進学や就労に向けた経験を報告できるアプリです。特に、体力的な制約や通院のスケジュールに悩む子どもたちにとって、現在の教育制度や就業機会には壁が存在しています。このアプリでは、気持ちや状態を4つの領域(こころ・からだ・家庭・環境)で定点的に記録し、その蓄積を基に活動証明書を発行することが可能です。
書類では伝わらない経験を可視化
進学や就職で重視されるのは、いかに多くの経験を積んできたかです。しかし、従来の証明では、ボランティアやアルバイトの経験が「参加しました」だけで終わってしまいます。「Qケアbase」では、記録を追跡することで自身の変化を視覚的に確認することができ、育てた体験を分かりやすく表現できるのが特徴です。
「Qケアbase」の特徴
「Qケアbase」には以下のような便利な機能が備わっています。
1.
簡単マルチ記録
利用者は、5色の感情タグと自由記述を利用して、瞬間瞬間の気持ちを手軽に記録できます。
(喜び・悲しみ・怒り・不安/恐れ・やすらぎ)
2.
変化のグラフ化
蓄積されたデータは、自動的に時系列の変化グラフに変換されます。
利用者は「参加前」、「活動中」、「一定期間後」と比較し、自身の成長を一目で把握できます。
3.
活動証明書発行
記録を積み重ねることで、PDF形式の証明書が発行されます。
これは、進学や就職の際の自己PRに便利な資料となります。
利用方法、ふたつのルート
「Qケアbase」には、育成プログラム参加者とワークショップ参加者向けの二つの利用ルートがあります。
育成プログラム参加者は、特定のコードからログインし、活動記録を行うことができます。一方、ワークショップ参加者は、個人情報を登録せずに体験できます。
Qケアの背景と市場のニーズ
これは進学でも就労でも重視される経験の格差を埋めるために設計されました。このアプリが提供するのは、体力に制約のある子どもたちに新しい可能性を提供することです。特に、マーケティングや広報といった新たな学びの分野に積極的に取り組むことで、就労機会の確保が期待されます。
体験機会の紹介
この夏には、実際に「Qケア」を体験できる機会が設けられています。中学生向けの無料ワークショップや、学生と社会人向けのマーケティング・WEB解析講座など、多彩なプログラムが用意されています。
公式サイトにて詳細を確認してください。
終わりに
「Qケアbase」は、病弱児のための進学・就労を支えるための新たな試みです。これにより、病弱児たちも自分の成長を見える化し、未来に向けた第一歩を踏み出すことができるでしょう。
今後もアプリの改善に向けてフィードバックを幅広く受け付けていますので、ぜひ注目してください。
公式サイト:
チャーミングケア公式