鳥羽市の特別授業
2025-02-12 10:33:15

鳥羽市で海の課題を学ぶ特別授業!学校給食とともに海を考える

鳥羽市で学ぶ海の未来



三重県鳥羽市で行われる特別な授業が注目を集めています。2024年2月13日、地域の小学校で「海の課題を考えるイベント」が開催されるというものです。名付けて「学校給食連携イベント」、テーマは「身近な海での現状と未来に向けたアクション」です。

イベントの背景



このイベントは、一般社団法人「旅する学校」が主催しており、参加するのは鳥羽市立弘道小学校の4年生から6年生。漁業が盛んな相差町という地域に住む子どもたちが、日常的に触れている海の環境問題を学ぶ機会となります。普段から海に親しんでいるものの、海で何が起こっているのか詳しく知らない子どもたちにとって、実体験を通じた授業は重要です。

海の現状を知る授業



授業では、地元の漁業協同組合から専門家が授業を担当し、「海のために私たちができること」というテーマで、現状の海の生態系とその問題について学びます。近年、温暖化の影響で海藻が減少し、海の生態系が脅かされている実情を知ることで、子どもたちに海の重要性を理解してもらいたいと考えています。

学校給食での実践



授業の後には、環境問題に関連づけた特別な学校給食が提供されます。メニューには、アイゴという魚を使用した「アイゴの野菜あんかけ」や「わかめの味噌汁」など、地元の食材がふんだんに使われています。アイゴは見た目には魅力が欠ける魚ですが、実は栄養価が高く、海藻の成長に重要な役割を果たしています。このような魚を美味しく食べる体験を通じて、子どもたちが「海の課題」に向き合うことができるのです。

持続可能な未来を目指して



このイベントは、海と日本プロジェクトの一環として実施されるもので、地域の子どもたちに次世代を担う意識を育むことを目指しています。参加者は、学んだ知識をもとに「自分たちに何ができるのか」を考え、自らアクションを起こすきっかけとなるでしょう。

結び



このような取り組みを通じて、鳥羽市の子どもたちが未来に向けての意識を高め、海に対する責任感を持つことが期待されています。自然と共に生きる大切さを学ぶイベント、皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?


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