大村湾の漁業体験
2025-05-26 12:12:56

大村湾で海の恵みを体験!漁業のお仕事を学ぼう

大村湾での漁業体験イベントが開催



2025年5月16日(金)、一般社団法人大村湾ワンダーベイは漁業をテーマにしたイベント「漁業で海洋体験おおむら」を開催しました。このイベントは、地域の漁業者との交流を通して、海の課題についての理解を深めることを目指しています。大村湾の自然環境を知り、未来に向けて豊かな海を引き継ぐための教育活動の一環です。

イベントの概要について



イベントは、大村市漁業協同組合の施設で行われ、地元の小学1年生から6年生までの16名が参加しました。講師には、長崎県の水産業を指導する専門家、谷本氏が登壇し、大村湾の特徴や漁業について解説しました。特に、長崎県が全国で2位の漁業者数を誇る一方で、その数が減少している現状や、漁業の課題についても触れました。

「長崎の水産業の魅力を知り、獲れた魚を食べて漁業を応援しましょう」という講義に、子どもたちは真剣に耳を傾け、メモを取る姿が印象的でした。

海の生き物と触れ合う時



座学が終わると、次はタッチプールで実際に大村湾に生息する生き物たちと触れ合いです。ウニやクロダイ、ヒラメ、カサゴといった多様な生物たちに子どもたちは興味津々で近づき、実際の触感を楽しみました。この体験を通じて、大村湾の生物多様性を実感し、地域の豊かさに親しみを持つことができたようです。

稚魚の放流体験



座学とタッチプールでの体験を終えた後、子どもたちは漁師と共に漁船に乗り、稚魚の放流に出発しました。漁師から稚魚を受け取ると、「すごい!ぴちぴちしている!」と歓声が上がり、期待に胸を膨らませていました。

ある程度海に出た後、子どもたちは漁師の指導のもと、稚魚を海に放つ準備をしました。「このまま放していいの?」と、不安の声も交わされましたが、無事に海に返すことができ、子どもたちは「大きくなってね!」と声をかけながら魚たちを見送りました。

体験後の子どもたちの反応



稚魚を放流した後の子どもたちからは、「放流した魚が泳いで行くのが楽しかった」「自分で放流した魚が大きく成長してほしい」「海を守るためにできることをしていきたい」といった声が聞かれました。こうした体験を通じて、彼らは漁業者や海の生き物に対して新たな理解を持ち、大村湾に対する愛着が生まれたようです。

海を大切にしよう!



大村湾ワンダーベイの取り組みは、漁業だけではなく「海と日本プロジェクト」などの大きな目標にも繋がっています。子どもたちが未来に向けて海を守る意識をもって育っていくことは、とても大切なことです。このような活動を通じて、地域の資源や環境を次世代に引き継ぐためのきっかけを作っていきたいと思います。

詳しい情報や活動内容は、大村湾ワンダーベイプロジェクトの公式サイトをご覧ください。

海の大切さを知り、未来を思う子どもたちを育てることは、私たち大人の責任でもあります。このような貴重な体験を通して、みんなが海とのつながりを再認識できることを願います。


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