福島県平田村が新しい母子手帳アプリを開始!
福島県石川郡平田村が運営する母子手帳アプリ『ひらた子育てアプリあるくす』が、2023年3月19日より提供を開始しました。このアプリは、妊娠・出産・育児に関する情報を一元化し、地域の子育て支援をより便利にするために導入されたものです。特に「安心、快適な子育て環境」を目指す平田村の基本目標に基づいて、地域社会全体で子育てを支える仕組みを構築しています。
デジタル化した母子健康手帳の役割
『ひらた子育てアプリあるくす』は、全国で720以上の自治体で導入されている『母子モ』を基にしたもので、紙の母子健康手帳のデータをデジタルへと移行できます。これにより、災害などで母子健康手帳を紛失した場合でもクラウド上でデータを保全できるため、引っ越しや機種変更時の継続利用が可能です。
子育て家庭への経済的支援
平田村では、子育て家庭への経済的支援も充実しています。赤ちゃん誕生祝金や中学校入学時の支援金などが用意されており、保護者が負担を少しでも軽減できるよう努めています。さらに、こども園の保育料や給食費が無償で提供されるなど、子育てを全面的に支援する環境が整っています。
アプリの主な機能
アプリには様々な便利な機能が詰まっています。例えば、妊娠中の体調や胎児の成長をグラフ化して記録できるほか、予防接種や健診のスケジュールを管理することも可能です。また、育児情報やアドバイスが提供され、離れた地域にいる家族と共に子どもとの成長を共有できる機能もあります。
親子の成長を記録する「できたよ記念日」は、初めての出来事や成長の瞬間を写真と共に残せるため、育児日記としても大変便利です。これは、子育ての大切な思い出を振り返る手助けにもなります。
自治体からの情報提供
特に重要なのが、アプリを通じて自治体からの重要通知や保健師からのアドバイスを受け取ることができる点です。これにより、急な環境の変化にも迅速に対応できる体制が整っています。育児や仕事で忙しい親にとって便利で安心なサポートが期待できます。
地域の応援と村長のコメント
村長の澤村和明氏はこのアプリの導入について、妊娠や子育て世代への情報提供を強化し、平田村の住民が楽しく安心して育児ができるよう努力していることを強調しています。平田村の子育てアプリの名称「あるくす」は、希望の象徴である虹を意味し、地域社会が子育て家庭を支える強い意志が込められています。
最後に
育児中の方々にとって、便利で心強い味方となる『ひらた子育てアプリあるくす』。地域密着型の支援を享受し、愛する子どもと共に成長していくための新しいツールとして、ぜひ活用してみてください。アプリは無料で提供されており、スマートフォンやタブレットから簡単にアクセスできます。詳細は公式ウェブサイトやアプリストアをチェックしてみてください!