新しい保育研修
2025-10-14 12:10:15

子どもの写真を通じて考える新しい保育研修の取り組み

子どもの写真を通じて考える新しい保育研修の取り組み



2025年10月2日、大阪市にある大阪科学技術センターで、私立幼稚園・認定こども園連合会主催の研修「幼児造形から保育を変える 2 -フォトカンファレンス-」が行われました。この研修は、千株式会社(はいチーズ!)と四條畷学園短期大学が協力し、子どもたちの写真を活用した保育方法を探求するものでした。参加者は46名の保育者たちで、子どもたちの姿を写真に収め、その背景や意味をじっくり考える機会を得ました。

研修の背景と意義



保育現場において、日常の活動や子どもたちの成長過程を記録するための写真は、ますます重要な役割を果たしています。特に、子どもたちが自由に表現する瞬間やその豊かな表情を捉えることは、保育の質を高めるうえで欠かせません。この研修では、保育者同士が意見を交わし、多角的な視点から新しい保育感や子どもの捉え方を共有しました。

研修のプログラム



第一部: 子どもの写真を活用した保育者研修



第一部では、香月欣浩教授が中心となり、保育者がグループで持ち寄った子どもたちの写真を基に討論を進めました。参加者は、子どもたちの行動の背後にある思いや発達の段階、保育者自身の視点などについて深く考察。その結果、今後の保育活動にどのように生かせるかという視点も議論されました。また、参加者同士が肯定的なコメントを書き込む活動や、保育環境、声掛け、安心感に注目したケーススタディも行われました。

第二部: ドキュメンテーションでの写真活用法



第二部では、千株式会社の江川健太郎氏が講師を務め、保育活動における写真やその効果的な活用方法を伝授しました。具体的には、保育活動を反映した写真の撮影ポイントや、子どもの関心を引き出すための視点などが紹介されました。また、参加者が日常的に直面しているドキュメンテーションの課題にも触れ、その解決策を全員で考えました。

参加者の声



研修を受けた保育者たちは、様々な気づきを得た様子です。「撮影方法やコメントの一つで、内容の伝わり方が変わることに気づきました。」「周囲の景色や子どもの動きを写すことで、場面を見ていない人にも伝わると感じました。」「ドキュメンテーションの見せ方や伝え方について、具体的なヒントを得ることができました。」と、皆の声に共通するのは、学びを通じて保育の質向上に繋がる気づきがあったことです。

四條畷学園短期大学の香月教授の言葉



香月教授は、参加者の交流が人間の成長においてどれほど重要かを強調し、今回の研修が多角的な視点を養う貴重な経験であったことを語りました。また、千株式会社の支援に感謝し、今後もこのような取り組みが続いてほしいと願っている様子でした。

千株式会社の取り組み



はいチーズ!は、ニーズに応じた多様なサービスを提供することで、保育現場を支える企業として、保育者と子どもたちの幸せに寄与することを目指しています。今後も研修等を通じて、多数の連携を深めながら、保育の質を向上させるためのサポートを提供していく予定です。

このように、今回の写真研修では、子どもたちの姿を知り、保育をより良いものにするための具体的な方法を探求する貴重な時間が醸成されました。子どもたちの未来のために、質の高い保育はこれからも必要です。


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