関西大学、伝統の中で新しい卒業式を実現
関西大学では、3月19日(水)に学部卒業式、3月21日(金)に修士・専門職記授与式を開催します。今年のテーマは「中高生に夢とあこがれを、卒業生に関大人としての誇りを」で、式次第が一部変更されます。特に目を引くのは、他の大学と差をつけた伝統を感じさせる「大学旗入場」が披露されることです。この新しい試みは、関西においては珍しいもので、伝統の中に新しさを取り入れる姿勢が伺えます。
式典の冒頭では、大学のシンボルである旗が入場し、卒業生たちが紫紺色のランウェイとカーペットを歩く光景が想像されます。これが、学生たちに誇りをもたらし、より特別な思い出として残ることでしょう。また、学歌斉唱は応援団のリードにより式典の最後に行うことで、全体の締めくくりとしての役割を果たします。
さらに、修士・専門職の学位記授与式では、卒業生にアカデミックガウンを着用することが推奨されています。ガウンは無料で貸し出されるため、学生たちは格式のある姿で門出を迎えることができます。式典は厳かな雰囲気の中で行われ、卒業生たちにとって大切な時間となるでしょう。
学内各所には卒業記念フォトスポットも設置される予定で、悠久の庭や図書館前など細部にもこだわりを見せています。これにより、在校生や卒業生たちが自由に記念撮影を楽しむことができ、SNSでのシェアも期待されます。今年の卒業式は、卒業生たちにとって一生に一度の特別な瞬間となることでしょう。
詳細な日程
日時: 3月19日(水)
場所: 千里山キャンパス中央体育館
午前の部: 10:00~11:00(約3,500名)
午後の部: 14:00~15:00(約3,100名)
開式の15分前にはイベントも行われます。
日時: 3月21日(金)
場所: 千里山キャンパス100周年記念会館ホール
修了生数: 約700名
先着300名にはアカデミックガウンが無料で貸し出されます。
関西大学の卒業式は、伝統に新しい風を吹き込み、多くの生徒たちに希望や夢を与える場として位置づけられています。卒業生たちがこの特別な日をどのように過ごすのか、今から楽しみです。