不登校支援が国境を越える
2023年に設立された「NIJINアカデミー」。この新しいオルタナティブスクールが、オーストラリアの州立オンラインスクール「Virtual School Victoria(VSV)」との国際連携を発表しました。この提携は、両校が共有する教育理念と実践がきっかけとなり、2025年の視察を経て実現しました。日本に居る不登校の子どもたちに、世界とつながる学びの場を提供する目的で始まったこの連携について、詳しく探っていきます。
連携の背景
2025年11月、NIJINアカデミーの関係者がVSVを訪問し、現地のオンライン教育活動を視察しました。VSVが実践する「一人ひとりの背景に合わせた柔軟な学習設計」と、NIJINアカデミーの重視する「対話・探究型学習」の理念が相互に共鳴し、国際交流の合意に至りました。この提携により、両校は各国の教育文化を互いに学ぶ貴重な機会を得られます。
オンライン教育の利点
視察を通じて確認されたのは、オンライン教育の3つの共通項です。「多様性」「柔軟性」「探究性」の要素が両校の教育の根幹にあり、それぞれが強みを持っています。
- - 多様性:あらゆる環境にいる子を包括する教育体系。
- - 柔軟性:個々の学習ペースと集団での対話との良好なバランスを保つ地下。
- - 探究性:教員の指導ではなく、生徒自らの「問い」に基づく学習が展開されます。
NIJINアカデミーが国内で培った知見と、VSVが形成した公立オンライン教育の枠組みを融合させ、新しい国際的な教育モデルを構築する道が開けました。
世界を見据えた教育を
新しい連携の目的は、グローバルな対話を通じて子どもたちが多様な視点に触れ、主体的に問いを立てる力を育むことです。今後、オンライン共同授業や学生間交流イベントを通じて、国境を越えた学びの機会を具体化していく予定です。この取り組みは、不登校という状態を孤立から解放し、世界とつながるチャンスへと変えることを目指しています。
NIJINアカデミー校長のメッセージ
校長の星野達郎氏は、不登校が社会からの断絶と見なされることが多い日本において、自宅にいながら世界と対話できる新しい日常を創造することが重要だと述べています。この取り組みを通じて、不登校の経験を「世界を生き抜く武器」に変える教育の実現を目指しています。
Virtual School Victoria(VSV)について
VSVは、オーストラリア・ビクトリア州教育省が運営する州立オンラインスクールです。多様な学習ニーズに応える教育を提供し、個々の生徒にとっての最良の学習環境を追求しています。
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NIJINアカデミーの概要
NIJINアカデミーは、不登校の小中学生向けに設立された新しい学校で、全国から約600名の生徒が在籍しています。ここでは、心理的安全性や対話的な授業を重視し、不登校の子どもたちが希望を持てる未来を創造します。
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終わりに
NIJINアカデミーとVSVの連携は、オンライン教育の可能性を最大限に活用し、不登校支援の新たな形を模索するものです。今後の展開から目が離せません。