海の安全講習
2025-07-28 15:08:25

子どもたちを守る!海の安全講習イベントを体験

海の安全講習イベント「海のそなえ体験」



今年の夏、愛媛県松山市で行われた「海のそなえ体験」では、子どもたちが水難事故を未然に防ぐための貴重な経験をしました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめによるもので、未来の世代に安全な海を受け継ぐことを目的としています。

イベントの概要



2025年7月21日、松山市北条鹿島にて実施されたこのイベントには、小中学生とその保護者が参加しました。海での水難事故を未然に防ぐために、座学と実技が組み合わされた内容が特徴です。午前と午後の二部構成で行われ、午前の部では13名、午後の部では6名の参加者が集まりました。

講師からの学び



講師には、公益社団法人日本水難救済会常務理事の江口圭三さんを迎え、参加者に向けて「溺れる・流されるメカニズム」の説明を行いました。座学では、水難事故の危険性やそれに対する正しい対処法について詳しく解説されました。

江口さんは、「波にさらわれたり、流されたりする状況に備えることが大切」であると強調し、特に身心に起きるトラブルにも目を向ける必要があると指摘しました。また海水浴の際に注意すべき場所、特に波消しブロックの危険性についても詳細に説明し、参加者に危険な場所を認識させることができました。

フローティングアイテムの体験



座学の後は、鹿島海水浴場に移動し、実際にフローティングアイテムを着用して海に入る実技が行われました。初めてライフジャケットを着る子たちは最初は緊張していましたが、様々な泳ぎ方を学ぶ中で、自信を持ち始めました。特に、浮くための「イカ泳ぎ」を身に付けることで、楽しみながらも安全に海の中で過ごせるようになりました。

安全監視体制



イベント中、松山海上保安部の協力を得て、小型艇による警戒や見守りが行われました。これにより、参加者全員が安心して海を楽しむことができ、安全確保が徹底されました。

まとめ



「海のそなえプロジェクトinえひめ」は、水難事故を防ぐために多様な活動を展開しています。今後も、安全な海の環境を続けるために啓発活動やイベントを行い、愛媛県内の水難事故の減少を目指していきます。この取り組みを通じて、子どもたちが海をもっと楽しみ、安全に遊ぶことができるようになることを期待しています。

団体概要


一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめは、愛媛県内の海を利用した活動を通じて、食や文化、スポーツ、祭りなどに関する情報提供やイベントをサポートしています。公式サイトでは、海の魅力や安全に関する情報が発信されています。詳細はこちらをご覧ください。


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