ナチュラルアイランドが子どもたちに香りの楽しさを伝えるレッスンを実施

ナチュラルアイランドによる香りのレッスン

自然環境の中で、香りはどのように存在し、私たちの生活とつながっているのでしょうか。そんな問いに応える形で、株式会社ナチュラルアイランドはインターナショナルスクールにて新しい取り組み「香りのレッスン」を開催しました。

この授業では、「香りとは何か？」という基本的な質問からスタートしました。目に見えないものの、身近に感じられる香りの魅力を、実際に体験することで子どもたちに伝えることを目的としています。

自然界の香りの役割について学ぶ

授業は、昆虫や植物がどのように香りを使ってコミュニケーションをとり、身を守るかという話に続きました。自然界における香りは、単なる心地よい匂いだけではなく、重要なメッセージを持っていることを知って子どもたちは驚きと興味を抱きました。このような知識を通じて、香りの持つ幅広い意味を理解し、子どもたちの好奇心がさらに刺激されました。

また、人間の生活において香りがもたらす安心感や愛情についても学び、香りを作り出す職業である調香師の仕事について知る機会もありました。このことで、香りが心に与える影響についても多角的に考えることができたのです。

小さな調香師たちが誕生

授業の後半では、子どもたちが実際に“小さな調香師”としての体験を行いました。ナチュラルアイランドの開発でも使用されている9種類の天然精油（例：オレンジ、レモン、ラベンダー、北海道産和ハッカなど）を使い、それぞれの香りを嗅ぎ分けた後、「好き」「苦手」と感じるワークショップが行われました。

このプロセスを通じて、子どもたちは触れたことのない香りに驚いたり、自分たちの好みを表現したりしました。最終的には、2種類の香りを選び、自分だけのオリジナルアロマミストを作成しました。その真剣な表情や達成感のある笑顔が印象的でした。

感性と科学を結ぶ新しい試み

この「香りのレッスン」を通じて、子どもたちは香りの面白さ、不思議さ、そして心への影響を深く体感しました。授業後には「楽しかった！」「ママやパパにもかがせたい！」といった声が多く聞かれ、香りを通じた学びの大切さを再認識する場となりました。

ナチュラルアイランドは今後も、香りをテーマにした体験を重視した教育活動を展開し、次世代の感性を育てるよう努めていく方針を掲げています。

ナチュラルアイランドとは

北海道に本社を置く株式会社ナチュラルアイランドは、地域の自然の恵みを活かしたスキンケア商品を製造・販売しています。科学の力を駆使して、北海道産の素材を最適化し、フレグランスデザイナーによる香りのアイデアも評価されています。自社で有機栽培を行うなど、地域との連携も強化しています。

また、ナチュラルアイランドのフラッグシップ施設「ナチュの森」では、「PERFUME DESIGN」という香り体験を楽しめるワークショップが常時開催されており、大人も子どもも参加することができます。香りと感性を育む取り組みが今後どのように展開されるのか、楽しみです。