名古屋の子どもたちが語る感謝の気持ち
名古屋にある英語保育園や英会話スクールなどを運営する株式会社アライブは、2026年5月11日から16日までの間、全校舎で「Thank You Week」を開催しました。このイベントは、子どもたちが日常で感じる「ありがとう」を認識し、それを表現することを目的にした教育プログラムです。子どもたちが感謝の気持ちを伝えることで、彼らの共感力や自己肯定感などの非認知能力を育てることを目指しています。
感謝の対象は家族が主役
この取り組みの結果、多くの子どもたちが感謝の気持ちを向けた相手は母親が50%、父親が20%でした。これは、子どもたちが日常生活の中で家族との関わりの大切さを理解していることを示しています。感謝の対象には、祖父母や兄弟姉妹、友達、先生、さらにはペットも含まれており、一人ひとりの温かなストーリーがあったことがわかりました。この結果から、子どもたちが家族や周囲の人々に愛情や支えを強く感じていることが明らかとなりました。
“ありがとう”を学ぶ1週間
期間中、子どもたちは「どんな“ありがとう”があったかな?」や「誰かに“ありがとう”と言いたくなったことは?」という外国人講師の問いかけを通じて、自分の感情を振り返りました。各自が大切な人に送るメッセージカードを作成し、感謝の気持ちを絵や言葉で表現しました。この活動を通じて、子どもたちは相手への思いやりや感謝の気持ちを言葉にする力を育んでいきました。
年齢による感謝の表現の違い
また、年齢による感謝の表現には興味深い変化が見られました。園児のクラスでは「ありがとう」や「大好き」といったストレートな言葉が多く見られたのに対し、小学生クラスでは「ご飯を作ってくれてありがとう」や「遊んでくれてありがとう」など、具体的な理由に基づいた感謝の表現が増えていました。この変化は、子どもたちが成長することで、自分が受けている支援や愛情を意識し、それを表現できる力が育っていることを示しています。
物以上に関わりを大事にする姿
今回の発表で特に顕著だったのは、子どもたちが感謝の気持ちを表現する際、物ではなく人との関わりを重視している点です。多くの子どもが「ご飯を作ってくれる」「一緒にいてくれる」「話を聞いてくれる」など、日常生活の中での小さなことに感謝しており、これが彼らにとっての幸福感の源であることがわかります。現代社会では家族が共に過ごす時間が減少していると言われていますが、子どもたちにとっては、日々の何気ないやり取りや一緒にいる時間が重要であることが明らかになりました。
感謝の気持ちが育む非認知能力
さらに、このイベントは感謝を表現することだけでなく、子どもたちが多くの人々に支えられているという意識を持つ機会にもなりました。感謝の気持ちを考えたり、伝えたりする時間は、子どもたちや保護者、スタッフにとって温かな雰囲気を作り出しました。ポジティブ心理学でも感謝を意識することが幸福感や人間関係の改善、そしてレジリエンスの向上に繋がると報告されており、アライブではこれらの力を育む重要性を再確認しました。
今後の展望
今回の分析から、子どもたちの成長には学問や技術的な知識に加え、人との関わりが重要であることが見えてきました。引き続き、「Thank You Week」で得たデータをもとに、子どもたちの心の成長や価値観の変化を教育活動に生かしていきます。授業参観や保護者向けの報告を通じて、結果を共有し、家庭との連携を深めながら子どもたちを支えていきたいと考えています。アライブでは英語教育を通じて、子どもたちが自己を尊重し、他者を大切にできる人材を育てていきます。