COCOLONが第19回キッズデザイン賞を受賞!
重症心身障がい児とその家族をサポートする団体「COCOLON」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「第19回キッズデザイン賞」で奨励賞及びキッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。この栄誉ある受賞は、同団体が行っている多様な支援活動が、いかに社会的に重要であるかを証明するものです。
受賞の背景
COCOLONは、重症心身障がい児およびその家族、支援者のために「学び」「遊び」「情報」を提供するコミュニティスペースです。2024年度の実績においては34回のイベントやセミナーを開催し、約1,000名の参加者を記録していることから、社会的なニーズが高いことが評価されました。特に、重度の障がいを持つ子どもたちとその親が外出をしやすくするための取り組みは、積極的な社会参加を促進しています。
表彰式は2023年10月6日に虎ノ門ヒルズ森タワーにて行われ、内閣総理大臣賞をはじめとする優秀作品が展示されました。受賞者には個別取材が行われ、メディアでもその活動が広く取り上げられました。
COCOLONの活動とは
COCOLONでは、重症心身障がい児が家族と一緒に楽しむことができる環境づくりを目指しています。「障がいがあるからできない」という考えを変え、様々な体験を通じて、子どもたちが年齢に相応しい経験を得られる場を提供しています。
2024年度には997名(内子ども439名)が参加し、参加する家族からは「楽しい」「安心できる」という声が寄せられています。障がいによって外出や外食が難しい場合でも、COCOLONの活動を通じて、安心して遊び、仲間を作ることができるのが特徴です。
イベントの様子
COCOLONでは、ハロウィンやクリスマスなど季節ごとのイベントも行っており、参加者同士の交流の場となっています。特性が近い子どもたちやその家族と出会う機会を設けることで、子育てにおける悩みを共有し、解決のヒントを得る場としても非常に貴重な存在です。
また、地域で健やかな家庭生活と子育てを実現するための環境作りにも貢献したいと考えています。これこそがCOCOLONが目指す「当たり前の生活」を叶えるためのビジョンです。
キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、2007年に創設され、子どもたちが安全に暮らすため、そして感性や創造性を豊かに育むための製品やサービスを評価するものです。子どもが利用することを前提とした商品だけでなく、大人向けの商品でも子どもや育児に配慮したデザインであれば評価対象となります。
受賞によって、COCOLONの活動がさらに広がり、より多くの家庭に幸せを届けられることを期待しています。これからも彼らの夢の実現に向けた活動から目が離せません!
【詳細はCOCOLONの公式サイトでご確認ください】
COCOLON公式サイト