プペルがラオスへ
2025-08-05 12:28:27

「えんとつ町のプペル」がラオスの子どもたちを笑顔に!

キングコングの西野亮廣さんが手がけた絵本「えんとつ町のプペル」が、ラオスのラオ・フレンズ小児病院に渡ることになりました。この取り組みは、子供たちに愛と勇気のメッセージを届けるための『こどもギフト』プロジェクトの一環です。実は、この支援はラオスへの初めての試みということもあり、国境を越えた素敵な交流の始まりとなりました。

このプロジェクトがスタートするきっかけは、埼玉県三郷市で行われたイベントでの出会いです。ペラーダジュニアーズの代表、広瀬秀貴さんがラオスのLFHCを訪れる際に、子どもたちにこの絵本を届けたいと考え、西野さんが代表を務める株式会社CHIMNEY TOWNの三木さんと連絡を取りました。この熱い想いから始まった支援のために、数回にわたるメールやオンライン会議を通じて、当団体の活動や病院の状況について理解を深めてもらいました。

また、ラオスは内陸国であり、物を運ぶのが容易ではないため、搬送手段の選定が課題となりました。結果的に、日本とラオスを定期的に往復している赤尾さんが手荷物として運ぶことになり、支援する絵本の数は現実的に持ち帰ることのできる10冊となりました。現在、絵本は病院内の子どもたちへの読み聞かせのため、ラオス語への翻訳が進行中です。

翻訳が完成するまでの間、LFHCのチャイルド・ライフ・セラピストであるKongmengは、院内の英語教師であるCatherineから本書のストーリーを学んでいます。Catherineは元々スピーチセラピストであり、児童や病院のスタッフに対しても助言を行う専門家です。

しかし、ラオス語には「チムニー」の単語が存在しないため、この物語の重要な部分がどのように翻訳されるのか、周囲の人々も興味津々で待っています。LFHCの子どもたちが「えんとつ町のプペル」と出会うその日が近づいています。翻訳を待つ大人たちは、ドキドキしつつも、ワクワクとした期待感を抱いています。

心温まるメッセージが詰まったこの絵本が、ラオスの小さな手に届くことで、どれほどの笑顔が生まれるのか、想像するだけで心が躍ります。ラオスの子どもたちが、「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」というメッセージに勇気をもらえる日を、心待ちにしたいと思います。世界中の子どもたちがこの絵本に触れることによって、想像力を広げ、夢を追う力を身につけてくれるといいですね。


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