函館市におけるセブン-イレブンの新たな試み
株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、10月24日から函館市内の42店舗に「ペットボトル回収機」を設置すると発表しました。この取り組みは、北海道内の店舗にこの機械を設置する初の試みで、リサイクル事業を強化する意図があります。これにより、セブン-イレブンは全ての都道府県でペットボトル回収機を設置完了したことになります。
ペットボトル回収機の役割
回収されたペットボトルは、次にリサイクルされ、再びペットボトル飲料として市場に出回ります。これは、地域の皆様と共に進めている“サーキュラーエコノミー”の実現に向けた大切な一歩です。企業が環境問題に積極的に取り組む中、地域としても一緒にサステナブルな社会を目指すことが求められています。
環境への責任
セブン-イレブンは2017年から、ペットボトル回収機の設置を進め、2025年9月末には全国で4,490台を稼働予定です。このプロジェクトは、ペットボトルのリサイクルを通じて、環境に優しい未来の実現を目指します。また、レジ袋代金の本部収益を回収機の設置費用の一部に充当することで、更なるプラスチックのリサイクルへの貢献をしています。
機器の仕様と機能
設置されるペットボトル回収機は、株式会社 寺岡精工が製造したもので、サイズは幅650mm、奥行き500mm、高さ1,330mmとコンパクトです。最大280本の500mlペットボトルを収容可能で、2Lのサイズまで対応しています。利用者にはnanacoカードをかざしていただくと、累計5本投入で1ポイントのnanacoポイントが付与される特典もあります。
地域の反応
函館市内でのこの取り組みは、地域住民からも期待されており、リサイクル活動が活発化することが見込まれます。環境問題への関心が高まる中、セブン-イレブンのリサイクル機能が地域でどのように活用されるか、今後の展開に注目です。
まとめ
環境意識が高まりつつある今、セブン-イレブンの取り組みは地域社会において重要な役割を果たします。ペットボトルの回収を通じて、訪れるお客様一人一人がエコ活動に参加できる機会を提供することで、持続可能な未来を共に築いていくことが期待されます。函館の店舗がこの新しいリサイクルの流れの先駆けとなり、他地域にも波及していくことを願っています。