新たに始まる連載企画
小学館集英社プロダクション(ShoPro)では、2025年9月27日に実施した無料オンライン講演会「学校がしんどそう…?そんなとき親ができること」の反響を受けて、新しい連載をスタートすることになりました。この連載は、「永井智先生の"心が軽くなる"不登校・行きしぶり相談室」と題し、特に多く寄せられたお悩みに永井智先生が回答していく内容となっています。全5回にわたるこの企画は、ShoProが運営する親子向けエデュテインメントメディア「マナビコ」で展開されます。
第一回のテーマ:友達付き合い
第一回では、友達との付き合いが原因で学校に行きたくないというお子さまのお悩みを中心に取り上げます。「学校を休ませて良いのか」「どのように声をかければ良いのか」といった具体的な質問に答えていきます。友達付き合いは子どもの生活において非常に重要な要素ですが、時にはストレスや不安の要因にもなり得ます。これに対処するためのヒントや考え方を、永井先生が優しく解説します。
参加者の声
講演会には多くの保護者が参加し、子どもたちの状況に対する深い関心が伺えました。参加者からは、「具体的なカウンセリングを受けたい」といった要望が寄せられ、永井先生の存在がどれほど心強いかを実感させられました。
お手紙カウンセリングのプロジェクト
また、連載の一環として2025年12月中旬から始まる「お手紙カウンセリング」も大きな注目を集めています。これは、悩みや不安を手紙にして永井先生に送ることで、丁寧なアドバイスを受けることができるサービスです。言葉にすることで心を整理する手助けとなり、悩みを冷静に見つめ直すことが可能になるかもしれません。
このカウンセリングは有料ですが、枠には限りがあり、早めの申し込みが推奨されています。親たちがどれだけお子様の心のケアに真剣に取り組んでいるか、その熱意を感じずにはいられません。
永井智先生のプロフィール
永井智先生は立正大学の副学長として、心理学を教授しています。公認心理師・臨床心理士としての資格を持ち、発達臨床心理学の専門家です。特に「援助要請行動」に関する研究に深くコミットしており、助けを求めることが難しい子どもたちへの支援方法を探ってきました。スクールカウンセラーや精神科クリニックでの豊富な経験をもとに、実践的なアドバイスを提供してくれます。
これからの連載では、心が軽くなるような具体的なアドバイスが期待されます。不登校や行きしぶりのお悩みを抱える保護者にとって、心強い連載企画になりそうです。ぜひお楽しみに!