関空国際線ラウンジに新たに採用された「iiwan」
2025年3月、関西国際空港の第1ターミナルにある国際線航空会社共用ラウンジ「KIX Lounge Premium」がリニューアルオープンしました。この新しい空間では、特にお子さま向けに提供される食器として「iiwan(いいわん)」が新たに採用されることとなりました。
「iiwan」は、子どもが安心して使える食器を提供することを目的として開発されたブランドです。原料に使用されているのは、とうもろこしから作られたデンプンと乳酸を基にしたポリ乳酸(PLA)です。このバイオマスプラ素材は、環境にも優しく、人体に害を与えることがないため、小さなお子さまにも安心して使えると好評を得ています。
既に、JALサクララウンジをはじめとする国内のさまざまな空港で「iiwan」の子ども食器が採用されており、羽田空港や成田空港、中部国際空港などでもご利用いただけます。今回、関西国際空港もその仲間入りを果たしました。
iiwanの特徴と魅力
「iiwan」は、特に幼児向けに設計された食器シリーズです。その最大の特徴は、
安全性と
デザイン、そして
機能性です。素材は全て植物由来で、顔料も天然の鉱石から作られるため、使用中に色が剥がれる心配が少なく、長く使える点も魅力の一つ。さらに、デザインにも工夫が施されており、小さな手でも持ちやすく、ひとりで食べられる力を育むことを意識しています。
また、離乳食期から使えるため、成長に応じて段階的に使用できるのも家庭にとっては嬉しいポイントです。持ち手の丸みや厚みは、赤ちゃんが自立して食事を楽しむ手助けをしてくれます。
企業の背景と哲学
「iiwan」を手掛けるのは、愛知県新城市に本社を構える豊栄工業です。この会社は、精密機械や金属部品の設計・製造を行っており、特に自社開発の食器ブランドに注力しています。「MY FIRST DISH」というコンセプトのもと、新生児が初めて使用する食器として、安心・安全を第一に考えた製品を提供しています。
この取り組みが評価され、2011年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。また、2017年には文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞し、その技術と製造環境が公式に認識されています。
新しい食器での楽しい食事時間を
新たに「KIX Lounge Premium」で「iiwan」の子ども食器を使用することで、旅の始まりや休憩時間がより楽しく、安心できるものになることでしょう。お子さまが自分で食べる力を育む手助けをする「iiwan」の食器を、ぜひお試しください。日本にはさまざまな選択肢がありますが、子どもたちの未来を考えた「iiwan」は、その一つとしておすすめです。
公式サイトをチェックするで、さらに詳しい情報を確認してみてください。